間があいてしまったのですが、先日書いた「ビジネスマンのためのアロマな一日♪ ①」という記事の続きになります♪
こちらの記事では、朝とお仕事中にオススメの精油について書きましたが、今回はお食事・飲み会の後にオススメの精油について書きたいと思います(´∀`*)
食事や飲み会後におすすめの精油
食事会などで食べ過ぎてしまった。。
飲み会でお酒を飲み過ぎてしまった。。。
胃がムカムカするし、吐き気や頭痛、だるさがあったりで体が不調(≧ヘ≦ )
そんな時には、まずはさっぱりとした香りの精油で芳香浴を♪
グレープフルーツ
柑橘系の精油(グレープフルーツ・レモン・オレンジ・ベルガモットなど)は全般的に胃腸の調子を整えてくれる効果が期待出来ますが、その中でもグレープフルーツはダイエット効果もあったりでオススメ♪
グレープフルーツは香りを嗅ぐだけで脂肪燃焼効果があるという実験結果や主成分のリモネン(柑橘系の精油に多く含まれる成分で、グレープフルーツ精油の約95%はリモネンになります。)には、アルコールを分解してくれる働きをする肝臓を強壮する効果が期待できます。
また、興味深い記事を発見したので引用させて頂きます。
精油のリモネンは正確には2種類あり、柑橘系やディル、ラベンダーに含まれるリモネンはd-limonene、
ティーツリーやサイプレスに含まれるリモネンはl-limoneneといいます。(ドテラ社の成分表を参考にしています)
d-limoneneは柑橘系のシトラスのさわやかな香がする一方、l-limoneneはそれ自体は松のような香がします。
今回はd-limoneneについてのお話ですので、これから出てくるリモネンはどれもd-limoneneになります。リモネンは非常に優れた抗ウイルス性、抗菌性、抗カビ性があり、風邪などの病気やそれらの予防にとても効果的です。
胃もたれなどに良い消化促進の作用もあります。
血行を促進し体を温めてくれるので、冷え性にも効果があります。
また、リモネンはデトックス・抗酸化作用も期待できます。
人間の細胞にはグルタチオンという物質が存在し、グルタチオンは体内の毒素の除去や、過酸化物質を中和する働きがあり、体内のデトックスや抗酸化作用としては欠かせません。
グルタチオンは体の細胞、特に肝臓で随時作られるのですが、年齢とともに生産量は低下していきます。
年齢だけではなく、毒素やストレスに触れる機会が多い場合や、慢性肝臓疾患を患っている場合も低下します。
グルタチオンそのもののサプリメントもありますが、それらは摂取しても消化管からはほとんど吸収されず、細胞内には届きません。
そのため、体内のグルタチオンを増やすには、細胞のグルタチオン生産レベルを上げるためのサプリメント類が必要になります。
リモネンはそれらのようにグルタチオン生産レベルを上げる手助けをします。
リモネンには抗酸化作用も期待できるようです(*´∀`*)
ただし、グレープフルーツ精油は光毒性という肌に使用してから約12時間は紫外線にあたるとシミなどになりやすいという特性を持つので、基本的には芳香浴で使った方がいいのかなぁと思っています。
ペパーミント
馴染みのある方も多い清涼感のある香り♪
ペパーミントは、吐き気や胃のムカムカなどに効果が絶大。
「フランス・アロマテラピー大全」には、特性として消化機能促進(健胃、肝臓の細胞を再生させる肝臓強壮、胆汁流出促進、胆汁分泌促進、膵臓刺激促進)が、また、消化不良や嘔吐にも効果的であることがと記されています。
もし、時間がある時には、これからご紹介する精油を用いたセルフマッサージもオススメ(。・ω・)ゞ
(注 アルコールを飲んでいる時は、セルフマッサージをお控えください。
血行がよくなることで、アルコールがまわり、酔いがひどくなってしまう場合があります。
以前、とあるイベントに行った際にアルコールを少量摂取した後、あれぐらいなら、、と思い、10分程ハンドマッサージを受けたところ、アルコールがまわってしまい立っていられなくなってしまったことがありました(苦笑)
元々、お酒に強くない体質のせいもありますが、アルコールとマッサージ危険(´;Д;`)と身を持って知ることに(笑)
飲み過ぎた後には、芳香浴か翌日にセルフマッサージをされることをオススメします。。)
ジンジャー
生姜の精油で、香りもまさしく生姜の香り♪
生姜を食べる場合、食欲を増したり、胃酸の分泌を促すなど胃腸の調子を整える効果や、体を温めるといった効果が期待出来ますが、精油も同様。
消化器を強壮してくれ、健胃(胃のムカムカなどに)や駆風・鼓脹(お腹にガスが溜まってしまい、お腹が張っているような状態に。ガスの排出を促す)効果が期待出来ます。
ゼラニウム
ローズに似た甘さのある華やかな香り♪
肝臓や膵臓の機能を高める効果が期待出来ます。
糖尿病の予防としてもオススメ♪
また、静脈を強壮してくれるので、体内の余分な水分の排出にも◎。
食事や飲酒後にお体や顔がむくんでしまったという時になどおすすめです。
キャロットシード
その名の通り、ニンジンの種から精油は抽出されます。(ただし、私達が食べている食用の人参ではなく、野生種のニンジンの種になります)
土っぽい落ち着いた独特な香り♪
「浄化」や「解毒」に効果的な精油として知られており、「フランス・アロマテラピー大全」には特性として肝細胞の再生や肝臓・腎臓の浄化が記されています。
セルフマッサージのためのアロマトリートメントオイルの作り方
①ホホバオイル・スイートアーモンドオイルなどの植物油を用意します。(30mlもあれば男性の体でも全身のトリートメントが出来るかと思います。)
②用意した植物油に精油を入れまぜます。
(精油を入れる量は、植物油に対し、体なら1〜2%。顔なら半分の0.5〜1%。
植物油10mlに対して1%は精油2滴になります。
なので30mlでは、精油6滴となります(1%濃度の場合))
オススメの精油ブレンドは(30mlの植物油で1%濃度)
- ジンジャー2滴+オレンジ・スイート3滴+サイプレス1滴
オレンジ・スイート精油もグレープフルーツ精油と同様、リモネンを約95%含みます。
サイプレス精油の原料はイトスギ。木の精油には、体内の水分を循環させる効果が期待できます。
胃腸の調子を整えつつ、体内の余分な水分や老廃物を排出したいときにオススメです♪ - ゼラニウム2滴+キャロットシード1滴+ジュニパーベリー3滴
ジュニパーベリー精油には、腎臓を刺激し排尿を促すことで体内の余分な水分やいらないものを出す効果が期待できます。(腎臓の調子が悪い方は使用をお控えください)
こちらのブレンドは、膵臓・肝臓・腎臓の機能を高め、不要物の排出を促すことで体を浄化する効果が期待出来ます。
なんとなく全体的に体の調子が悪いなぁという時にもオススメ♪
頭痛や頭が重い時に
デスクワークが多い方ですと、なんだか頭が重い、片頭痛がするという時もあるかと思います。
私も長時間パソコンを使用すると片頭痛が起きてしまうことが多く、、、そんな時にはお薬に頼る前に、頭痛対策でも有名なペパーミント精油をこめかみに塗りヌリヌリ。
私の場合、それで頭痛が治まる場合もあるので、片頭痛が起きそうという時にも予防として塗ることも多いです。(効果は体調によっても様々。全然治まらない場合もありますし、治まったと思ってもすぐに頭痛がぶり返してしまい、頭痛薬を飲むことも。)
私の場合自己責任で、直接精油を少量こめかみに塗ってしまいますが、精油の肌への直接塗布は基本的に禁止です。
特にペパーミント精油は刺激が強めなので、肌に直接塗ると赤くなったり、かぶれてしまう方もいると思うので、
オススメの使用法としては、
↑に書いたアロマトリートメントオイルを作る要領で頭痛用オイルを作り(植物油30mlに対してペパーミント精油6滴(1%濃度))、
植物油で希釈したオイルを、必要な時にこめかみに塗る方法です♪
お気に入りの「北海道和薄荷」精油♪
ペパーミント精油と比べて香りが甘く、スカッとリフレッシュというよりは優しさを感じる清涼感のある香りで、リラックスとリフレッシュのバランスがとれている感じがとても好きです。
夜におすすめの精油については、また次回〜(´ゝ∀・`)ノシ