「和精油」の生産者さんを訪ねて♪（静岡県・青森県）①

「男性の方にこそ日本産の精油がオススメです♪」
「男性の方にこそ日本産の精油がおすすめと言いましたが、「和精油」って何？」
の続きとなります。

今回は、私が実際に訪ねた和精油の生産者さんについて書きたいと思いますp(*ﾟvﾟ`*)q

①落合ハーブ園（静岡県三島市）

落合ハーブ園のこだわり

私どもは、昭和62年よりハーブを栽培し、平成8年には有限会社として法人とし、
完全無農薬栽培を徹底して、有機・無農薬栽培で品質の高いハーブを作り続けております。

「人のからだに良いはずのハーブに農薬などは使わない」という信念のもと、
他では認められている除虫菊、木酢、銅剤など、一切使っておりません。

無農薬で栽培を行うためには害虫対策が不可です。
私どもでは、防虫ネットを利用し、害虫をシャットアウトしています。
安心してハーブを栽培するため、ハウスでの栽培も行っています。

より自然に近い状態での栽培により、化学肥料や農薬等の苦味もなく、
味の濃い、からだに害のない、安心で安全な本物のハーブをご提供しております。

これからも、みなさまに安全で安心で、香り高い美味しいハーブを楽しんでいただくために、
実直に完全無農薬・自然農法にこだわってまいりますので、
今後ともご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。
（HPより引用）

こちらには、「カモミールの摘み取り体験」でお邪魔しました♪
カモミール精油の原料はカモミールのお花。
カモミール畑にお邪魔し、どのような環境で植物が育っているかを知ることが出来た貴重な体験でした。

落合ハーブ園さんは山の中腹にあります。
こういう環境でたくさんお日さまを浴びて育っているんだなぁとしみじみ。。

咲いているお花を一つ一つもいではカゴに入れていきます。

カモミールの甘く爽やかな香りにテンションが上がります♪

お土産に摘んだカモミールのお花を１パック♪

カフェではハーブティーやお食事が頂ける他、落合ハーブ園さんのハーブや精油を購入することが出来ます♪

落合ハーブ園さんの社長の奥様から、たくさんの貴重なお話しを伺うことが出来ました。

カモミール・ジャーマンの精油は、花８０キロに対して、いい時で４０mlしか精油がとれないこと。

落合ハーブ園さんのハーブは、農薬を使用したハーブと比べ栄養素が高いこと。（農薬が栄養素を壊してしまうそうです野菜なんかでも、形だけの野菜も多いとか）

カモミール・ジャーマンの学名は「Matricaria recutita」というのですが、Matricariaは母を意味するMaterや子宮を意味するMatrixから由来されているとされ、不妊治療をされている方がカモミール・ジャーマンのハーブティーを飲んで赤ちゃんが出来たということもあったそうです。

また、お花を摘んだカゴの中には虫さんたちも紛れ込んでいたのですが、その中でもテントウムシの幼虫は害虫をモリモリと食べてくれる大事な虫なのだそうです。
テントウムシはスタッフの一員ですと紙に書かれていたり、奥様も紛れ込んだ幼虫を大事にされていました。

②空風～瞬の香り～（青森県七戸）
青森県産ラベンダー精油を作られている松本さんのラベンダー畑を見学させて頂きました♪

「20年以上前から趣味でラベンダーを育てている生産者さん。
すべて有機栽培で、殺虫剤や除草剤などの農薬は一切使わず、馬糞や貝殻など天然の堆肥を与えるようにしているそう。
そのため畑を歩くとクローバーやヘビイチゴが生い茂り、カエルやバッタが飛び交う風景。
蒸れないように株周りの草取りはされていますが、虫などは見つけても特に取り除くことはしないそう。
自然界の競争の中で、ラベンダーの香りは甘くたくましくなってゆくのです。」
（CAVE natural therapy　根井様）

熱中症と紫外線対策で、見学者はみんな完全防備(笑)

ツヤツヤのラベンダー畑はとてもいい香り♪
ラベンダーに触れながら、松本さんのお話を伺います。
お話をされている松本さんの表情、そしてその内容から、
松本さんがラベンダーやラベンダーの香りが好きなこと、真摯に向き合い試行錯誤を続けていることがとても伝わってきます。
見学させてもらって本当に良かった。。。

摘み取ったラベンダーで「ラベンダーのバンドル作り」♪