「男性ホルモン」とはいったい、どんな働きをしているのでしょう?
ホルモンの中でも「性ホルモン」といわれる「男性ホルモン」と「女性ホルモン」の最も重要な任務は、子孫を残すことです。
これは生き物の本能ともいえます。
そのために、私達の心身の基礎が出来上がる思春期(10歳前後)頃になると、性ホルモンの分泌が一気に急増し、「子どもを作り、育むことが出来る身体」へと変化していきます。
「男性ホルモンの働き」
- 男性の生殖器の発育、性欲を高め、性機能を維持する
- 精子を作る
- 「男性らしい」体作り(いわゆる「たくましい体」へ)
筋肉量を増やし、増強させる。
最近では、筋肉自体が微量ではありますが、テストステロンを作り出し、筋肉を増強しているのではないか、という説もあります。
骨を太くし、骨密度を維持する。 - 第二次性徴を起こさせる
声変わり、ヒゲや陰毛が生え始める、精通など - 内臓脂肪の蓄積防止
脂肪をエネルギー源に変換 - 一酸化窒素(NO)の産出促進
NOには、血管の平滑筋を弛緩させる働きがあり、
血管をしなやかに保ってくれます。 - 脳への働きかけ
動物実験により、テストステロンは記憶や学習・認知機能を司る海馬や睡眠などに関与する「アセチルコリン」という神経伝達物質を増やすことがわかっています。 - 皮脂の分泌を促し、皮膚のコラーゲンを維持する
- 心理面への働きかけ
男性ホルモンは感情や行動面にも働きかけを行います。
活発的な行動、攻撃性、冒険心や競争心、チャレンジ精神、やる気、根気、など。
テストステロンは仲間意識といった協調性や社交性、公平性や正義感を高め、いわゆる「男性からみても魅力的な男性」を作るともいわれています。
テストステロンが多いか少ないか、男性同士の間で無意識のうちに「嗅ぎ分け」が行われ、テストステロンの高い男性ほど、男性からの人望も厚いそうです。
元来、男性は、家族が安全に過ごせる環境を整え、外で狩猟などを行い食料を確保し、外敵から家族を守るという役割を担ってきました。
身体が大人へと変化する際、男性ホルモンは、その役割を全うするため、心身を大きく変化させていくのです。
ちなみに、女性ホルモンについて簡単に説明すると、いわゆる女性らしい、子どもを産み育てることができる心身を作るホルモンで、妊娠の成立・維持を可能にし、骨や血管を強くしたり、肌や髪のうるおいやツヤを保ち、代謝を促進し、肥満を予防してくれたりします。また、心理面では穏やかさや従順性などがあげられます。
以上のように、性ホルモンとは、性機能を整え、子孫を作ることができる身体へと変化させると同時に、異性からみて子孫を作りたいと思わせるよう、異性を引きつける「魅力」を高めます。
また、それと同時に、家族・子孫を守っていけるように健やかな身体を整え、維持するという大きな役割を持ったホルモンなのです。
なので、更年期という子孫を作る役割を終える時期に、性ホルモンは大幅に減少し、私達の身体はその大きな影響受けます。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
アロマサロンSASARAE
https://www.sasarae.com
新宿駅のお隣り、京王新線初台駅より徒歩約5分。
男性の心身の不調にスポットをあて、
本格アロマテラピー
エサレン®ボディーワーク
を行っております。
男性更年期障害について勉強中。
心に響くような優しいタッチ
心身の深いリラクゼーション
完全予約制・プライベートサロン
性的なサービスは一切ございません
営業時間
10:00~23:00
(午前中のご予約は前日22:00までの受付となります。
最終受付20:00
当日のご予約受付は12:00~20:00まで)