男性ホルモンと男性更年期

男性ホルモン④(男性ホルモンのリズム)

性ホルモンの分泌には、生涯を通しての大きなリズムと生活の中における小さなリズムがあります。

大きなリズム

妊娠初期の胎児は、まだ性別が定まらず、男性にも女性にもなれる状態です。
そのまま成長が進むと女性になるのですが、男児の場合、男性のみが持つ「Y染色体」の力により「睾丸」が出来、そこで大量の男性ホルモンが作られ分泌されます。
その量は、成人男性が分泌する男性ホルモンの量とほぼ変わらないそう
その「ホルモンシャワー」を浴びることで、男性器が作られたり、体つきや脳などにも影響を与え、男性化していくのです。

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男性ホルモンには「ドーパミン」という行動を活発にするホルモンの分泌を促すため、男の子は女の子と比べ活発なのだそうです。
余談ですが、胎児の時に浴びた「ホルモンシャワー」の量は指を見ればわかります。
指の骨にはテストステロン受容体が存在し、薬指には特に受容体が多く、人差し指と薬指を比べた時、テストステロンが多い人ほど、薬指が発達するので長いそうです
そして再び、思春期をむかえる10歳前後から、男性ホルモンは急増し、グーンッと上がっていき、ピークを迎えるのは20歳前後
そこからは、男性ホルモンは徐々に低下していきます。
どのくらい低下していくかというと、だいたい1年に1%」ずつ低下していくそうです。

小さなリズム

女性の場合、「一月(ひとつき)」の間にホルモンの分泌量が上下しますが、男性の場合は、「一日(いちにち)」の中でホルモンの分泌量が上下します。
テストステロンの分泌量が一番多いのは朝の「6時〜8時」。
そこから段々と低下していき、深夜「1時〜3時」頃にテストステロンは作られます

実は「ドーパミン」や「アドレナリン」といったやる気や興奮を司る神経伝達物質も「朝」に大量に放出さえるため、会議の決め事などは「」に行った方がいいと言われています。