日々いろいろ

『歴博色尽くし』展に行ってきました

千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館で開催中の『歴博色尽くし』展に行ってきました。

本企画展示は、「色」をテーマとした館蔵資料展として企画しました。ここでは「色」という言葉を大きな意味でとらえ、赤,黄,青…などといった「いろ」にとどまらず、素材のもつ質感や微細な構造がかもす「つや」、そしてそれらの組み合わせがつくる「かたち」までを含めて考えることとしました。

特徴的な「いろ・つや・かたち」をもつ館蔵資料を取り上げ、歴史学・考古学・民俗学・自然科学の観点から展示・解説を行い、日本における色と人間とのかかわりについて考えます。権威あるいはおそれを象徴する存在としての色、職人らによって生み出される技芸としての色…「色」というキーワードから、館蔵資料のさまざまな見方を引き出してみたいと思います。
国立歴史民俗博物館ホームページより引用させて頂きました)

日本の伝統色や配色って好き。
なので、これは行かないと♪と思いました。
全体的にとても面白い内容だったのですが、私が特に印象に残った展示は、

ギボン(ギベオン)隕鉄製の脇差「天降剱(あふりのつるぎ)」↓

世界で唯一、隕鉄(鉄隕石)のみを使い、日本刀と同じ、折り返し鍛錬を七回繰り返して作られた脇差とのこと。
隕鉄に折り返し鍛錬を施すのは不可能と考えられていたそうなのですが、田口勇教授(当時)が、隕鉄にどの程度の加工が可能かどうかを研究した過程で、およそ三年の試行錯誤を経て、平成八年に製造されたそうです。

展覧会のチラシを見て、「隕石で作られた剣、見てみたい!」と気になっちゃいました。

(他にも隕石で作られた刀ってあるのかな?と調べたところ、明治時代に榎本武揚が富山県で採取された隕鉄を使用して作らせた流星刀が有名なよう。こちらも機会があったら見てみたいです)

2つ目が、古墳の壁画を復元模写した展示。
こちらは撮影不可だったのですが、色鮮やかな彩色が施された絵はシンプルな力強さがあり、とても綺麗でした♡配色が好み。

3つ目が、漆工芸にみる色彩で展示されていた印籠の数々。
綺麗だし、細工がすごい!!

醍醐寺五重塔初塔の彩色復元模型も良かったです!
醍醐寺の五重塔の中に、こんなに色鮮やかな世界が広がっていたのだと思うと。

他にも、勾玉の色、着物の色、絵の色など、
素敵な『色』をたくさん見ることができて大満足です。

歴博色尽くし展(企画展)を見た後は、常設展へ。
、、、歴博には今回初めて行ったのですが、広いっ!!
(途中、「ちょっと座って休憩しない?」とお話しする声を何回か聞きました)
時代ごとに展示されているのですが、今回は中世まで見て、それ以降は次回の楽しみにしました。かなり内容が充実していて、とても面白かったです。

縄文時代、面白かったなぁ。
どうやって生活していたか、どんな死生観があったのか、などなど詳しく解説されてます。土偶、可愛い♥
多種多様な「表現」に見惚れてしまいます。

古代の剣たち(複製)↓
デザイン色々で、カッコイイです。

柄がおしゃれ♪


平安時代のお部屋再現↓

4本飛び出ている丸いコレなんだろう??↓

と思っていたら、「角盥」という取っ手のついたタライでした。
オシャレで可愛いなぁ。

体力が尽きたので、館内レストランさくらで休憩。
期間限定の桜モンブランをいただきつつ、ミュージアムショップで、色尽くし展のアクリルチャーム(どの展示品のデザインチャームが入っているかは開けてからのお楽しみ)を買ったので、ワクワクしながらオープン!
醍醐寺五重塔の彩色模型の模様だ♪(右下)

同じく、ミュージアムショップでついつい買ってしまった幕末人間関係図クリアファイル(今回見た展示とは全然関係なかったのですが)を眺めて休憩。
蟄居、謹慎、永蟄居、罷免、暗殺、死罪。
不穏な単語が並ぶ。

次に、歴博近くの「くらしの植物苑」へ。

くらしの植物苑は、生活文化を支えてきた植物を系統的に植栽し、その理解をより深めることを目的として、博物館の南東に位置する旧佐倉城の一郭に開設された自然を生かした植物苑です。

苑内には、食物として利用するビワ、ウド、クルミなどの植物(食べる)、糸を紡いだり、紙を漉(す)いたりするために利用するシナノキやフジ、ワタなどの植物(織る・漉く)、糸や布を染めるために利用するクチナシ、クワ、ベニバナなどの植物(染める)、薬として利用するナンテン、イチョウ、ドクダミなどの植物(治す)、そして道具を作るために利用するシラカシ、ケヤキ、ヘチマなどの植物(道具を作る)と、塗装や接着・燃料などに利用するマツ、ウルシ、エゴマなどの植物(塗る・燃やす)が6つの地区に分けて植栽されています。
(国立歴史民俗博物館ホームページより引用させて頂きました)

大雨だったため、ざっくり見学。
晴れてたらじっくり見れたのになぁ。

ボケの花が見頃でした。

サロンでも育てている「橘」の木。
地植えだと結構大きくなります。

トリカブト??


本当は他にも、佐倉城址公園を散策したり、竹林が美しい「サムライの小径 ひよどり坂」を通って武家屋敷も見たかったのですが、雨がひどく、ずぶ濡れになってしまい断念。
植物苑も再チャレンジしたいですし、次回はそちらも探索したいな。

駅に向かいつつ、旧佐倉藩の総鎮守である「麻賀多神社」を参拝。
昔からこの地方の産土様として、また、佐倉城の城地鎮護の神様としてもあがめられてきたそうです。


月詣の御朱印と、桜に染まるまち佐倉とのコラボ限定御朱印をいただきました。

2024年3月9日~4月7日まで佐倉市では桜に染まるまち、佐倉としてイベントが行われています。
桜色ポスト↓

佐倉城址公園で桜のライトアップもありますし、約100種・70万本ものチューリップが楽しめる「佐倉チューリップフェスタ2024」(4月21日㈰まで)も始まりました。
これから春のお出掛けを検討されている方は是非♪
(行った時は桜は蕾でしたし、チューリップもまだ少ししか咲いていないようです。snsに様子がアップされているので、チェックしてからお出掛けください。)

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