2023年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。
2023年も皆さまにとって、素敵な一年になりますように(*ฅ́˘ฅ̀*)
本年もSASAREをよろしくお願い申し上げます。

皆さま、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか？
私は、祖母のお家でゆっくりコロコロしながら鹿島神宮で初詣と考えていたのですが、祖母の体調が万全でなかったこともあり、今年も自宅でのんびりお正月休みを過ごしました。

年末にいつも行く所ではない図書館をぶらり。
普段行かない図書館の、いつもとは違う蔵書にワクワク♪
読みたい本は予約したりすることもありますが、小説はだいたいタイトルと表紙でなんとなく手に取ってパラパラとめくってみて、よしこれでいこうと決めちゃいます。
好みじゃなかったなと思うこともありますが、好みにぴったり！の本だととても嬉しくなります。

今回借りた本は、こんな感じでした↓

『サロメ』原田マハ著
原田マハさんの本、初読みです。
オスカー・ワイルドの戯曲【サロメ】の挿絵を描いた
夭折した天才画家オーブリー・ビアズリー、
の姉メイベルの目線で描かれる物語。
全体的に仄暗く、劇を観ているような気分になります。
近すぎる姉弟愛がどんどんと崩れていく、
愛と狂気が入り乱れる様に目が離せなくなりました。
オーブリー・ビアズリーという画家さんを知れたのは嬉しかったです。

『ののはな通信』三浦しをん著
ミッション系の女子校に通う「のの」と「はな」の手紙のやり取りから始まる物語。
ののとはなの往復書簡形式で、終始話が進んでいきます。
恋焦がれあった2人。
関係の形や年齢が変わっていっても、どこか変わらぬののとはなの絆に、2人の行く末が気になって気になって、一気読み。
可愛い表紙に勝手にほのぼの系の内容をイメージしていたのですが、読み応えありました。

『蛇にピアス』金原ひとみ著
ずっと読みたいなと思っていたけれども、なんとなく読む機会のなかった本。
ピアスに刺青、肉体改造、ＳＭ要素と官能性あり。
痛いのは嫌いなので、私自身はしたいとは思っていないのですが、
はまってしまう人の気持ちが少しわかるような。
魅力が伝わってきました。
怖いけれども見ることをやめられない、ような気分。
吉高由里子さん主演の映画も気になります。

『女と男の更年期』
『男の更年期』
『男こそアンチエイジング』
読んだことのない「男性更年期」に関する本があったので思わず借りてしまいました。
「男性の更年期に関して、どのように考えているか」
お医者様によって結構考え方が違うんだなぁと思うことも少なくないです。
「性」のアレコレについては、まだわかっていないことも多いですし、著者によって書かれていることが異なる場合もあり。
ただ、本を読むたびに新しい発見があることは面白いです。
本によっては、クリニック・治療法・サプリ等、
ちょっと宣伝っぽいなと思うこともあるのですが、専門の知識を持つお医者様や治療法を探している方も多いので、やっぱり必要な情報なのかなとも思います。

『女は男の指を見る』
目次⇓

ヒト以外の動物などの生殖に関する情報も多く、そうなんだぁと興味深く感じるところも多かったです。

少し脱線しますが、年始に少し遠出をして、気になっていたカフェに行きました。
レトロでおしゃれな店内、ゆったりと流れる音楽、
こだわりの珈琲に、珈琲にあわせたタルトやキッシュを出してくれる、
ひとり読書に最高のカフェ♪

本を読もうと思って、カバンをガサゴソしていたら、カバンに入っていたのが先程の本。
！！(ﾟロﾟ; 三 ;ﾟロﾟ)
動物の性器をぶつけ合うコミュニケーションについて読むのは家でもよかったな、と。
かなり読み進みましたが。