アロマテラピー

7月の季節湯は『桃湯』♪

とっても久しぶりに「季節のお風呂」を作ってみました♪
季節の植物を湯舟に入れて、植物のもつ薬効や生命力を身体に取り入れたり、または縁起を担いだりする方法は、昔から行われてきました。
(今も、菖蒲湯やゆず湯に入ったりしますし、銭湯で薬草をお湯に浮かべているところもあったりしますよね)
7月の季節のお風呂は『桃湯』。
江戸時代には、「土用の丑の日に桃湯に入る」習慣もあったようです。
(土用の丑の日は鰻のイメージが強くて。桃湯、初めて知りました)

桃湯といっても使うのは、桃の実ではなく、桃の葉のほう。

【作り方】
生の桃の葉、もしくは桃の葉を乾燥させたものを、15分ほど弱火で煮だして、煮汁と葉を湯舟に入れる。

本当は生の桃の葉を使いたかったのですが手に入らず(通販で売っていましたが、見た時には販売が終了しちゃってました)、桃の葉を乾燥させたものを使用(桃茶として、飲用・入浴・ローション作り等の用途として売っています)。
お茶パックに入れると、後片付けが楽にできます。

サロンで「手浴」用に作ってみました。
(手浴とは手をお湯に浸して行う温浴法。血行促進やリラックス効果が期待できます。)

サロンにガスコンロ等は置いていないので、普通にお茶をいれるようにポットで作ってホウロウの器に。
うっかり手をそのまま入れようとしたら、熱くて。
そうでした、普通にお湯で淹れていました(゚Д゚`*)
水で温度調整。ぬるくなってきたらポットのお茶をたすようにすると、長めに楽しめます♪


かすかに甘いような。うん、爽やかなお茶の香り。
葉も混ぜてみました。

手浴後は、手がいい香りになります♡
お茶としても飲めるので、桃茶としても飲みました。
さっぱりしてて、こってり系の食事に合いそうです。


桃は、昔から魔除けや厄除け、長寿の力を持つ植物として尊ばれてきました。
(古事記や日本書紀などの日本神話に神様として登場するくらいです)
種子や葉や花の蕾も漢方に利用することができるぐらい、身体にいい成分が豊富に含まれる桃。

桃の葉は、昔からお肌の悩みを解決する手助けをしてくれる薬草としても知られています。
桃の葉にはタンニンやマグネシウムといった、肌をひきしめる収斂効果や炎症を鎮める消炎効果、新陳代謝を高める効果など、肌トラブル改善や美肌効果が期待できる成分が含まれています。(桃の葉成分を使った化粧水などは昔からあります)
肌荒れ・湿疹・あせも・日焼け肌。
暑い時期に起こりやすい肌トラブルにおすすめ。
また、桃の葉には体にこもってしまっている熱を外に出してくれる効果も期待できます。
桃茶として飲めば体の中からも、
お肌の調子を整える・血液循環を良くする・胃腸の調子を整える・むくみ改善といった効果が期待できるよう。

今日は土用の丑の日。
サロンでは手浴でしたが、今夜はお家で桃の葉湯に入りたいと思います♪

7月の季節湯ではありますが、7月に限らずおすすめですので、是非お試しくださいね(*☌ᴗ☌)

桃のアレルギーをお持ちの方や、同じバラ科の植物にアレルギーのある方(リンゴ・さくらんぼ・イチゴ・アーモンドなど)、妊娠中の方はご使用をお控えください。

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