日々いろいろ

『シアトル→パリ 田中保とその時代展』に行ってきました

埼玉県立近代美術館にて開催中の
シアトル→パリ 田中保とその時代展』に行ってきました。
菩提寺が近くなので、お墓参りの帰りにふらりと立ち寄ることの多い美術館さんなのですが、今回も美術展のポスターに惹かれて。


田中保さんは、埼玉県出身の美術家。
18歳で単身渡米した後、働きながら絵画の勉強をし、画家として海外で活躍。
作品がフランス政府に買い上げられるなど海外では高い評価がされています。

田中 保(たなか やすし、1886年5月13日 – 1941年4月24日)は、日本の美術家。埼玉県南埼玉郡岩槻町(現・さいたま市)出身。浦和画家の一人で、海外で活躍したエコール・ド・パリの画家で、パリの画壇でサロンを中心に豊満で官能的な裸婦像を発表し、「裸婦のタナカ」として賞賛を浴びた。日本に一度も帰国することなく第二次世界大戦中のパリにおいて客死したため、その生涯はほとんど知られていなかったが、次第にその業績が知られるところになり、近年評価と関心が高まってきている。
(『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用させて頂きました)

岩槻生まれの画家、田中保(たなか・やすし、1886-1941)の回顧展を、当館では25年ぶりに開催します。
18歳で移民としてシアトルに渡った田中は、働きながら絵を学び、画家としての地位を確立しました。シアトルで出会った美術批評家、ルイーズ・ゲブハード・カンとは、国籍の違いを乗り越えて1917年に結婚しています。
1920年にパリに移住した後は、サロン・ドートンヌなどの展覧会に出品を重ねて評価を高め、肖像画や裸婦像といった分野で自らの芸術を開花させます。パリで人気画家となってからも、田中の胸中には祖国でこそ認められたいという思いがありました。しかし、日本の美術教育を受けず、アメリカで身を立ててきた田中は、生前に日本の画壇から受け入れられることはありませんでした。1970年代に作品がまとめて紹介されたことで再評価の機を得たものの、その生涯にはなおも多くの謎が残されています。

(埼玉県立近代美術館HPより引用させて頂きました)

お写真が展示されていたのでパチリ⇓
俳優さんみたい!

説明を読んでいると、
裸婦像ということで風紀上好ましくないといった批判を受けたり、
奥様との婚姻時、異人種間の結婚とスキャンダラスに報じられたり、
日本人画家たちとの交流が上手くいかず孤独感を味わったり( ´^`° )
と、波乱万丈。
ただ、
自分の信念を貫いて個展を成功に導き、人気を博したり、
自分の才能を信じ愛してくれる奥様と巡り合い一緒になれたり
(奥様は旦那さんが亡くなった後、自分が亡くなるまで作品を愛蔵)、
日本画壇に受け入れられないと思った後はパリのサロンに積極的に作品を出品したり。
跳ね返し力もすごい、と思いました!

今回、撮影OKな作品も多かったのですが、その中で私の好きな作品⇓



官能的なのですが、キュンとする可愛さがあって(σ⁎˃ᴗ˂⁎)σண♡*
(素敵な絵が多く、とてもとても迷いました。全部をのせるわけにはいかないので( ˘ω˘ ; ))

愛らしい猫の絵に、

風景画では繊細な色のグラデーションがとても綺麗でした!

特に海の絵画の青色が綺麗で私は好き。
幾つか海の作品があったのですが、見入ちゃいました。
(海の風景でとても好きな作品があったのですが、そちらは撮影NGだったので⇓)


私が行った時は人も少なく、かなりゆっくりと見ることができました(*´︶`*)

なんだか、ブログにのせたお気に入り作品が裸婦像ばかりになってしまった気がしますが、風景画も本当に素敵でしたし、心惹かれる作品がたくさん!
ボリュームある内容で、おすすめの美術展です( ´罒`*)✧”
美術展は10月2日までなので、気になった方は是非♪

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