男性ホルモンと男性更年期

心身の機能を高める「触れあい」

温かくて優しい、
肌と肌との触れあい。

『触れること・触れられる』ことは、
ストレスや不安を減らして、安心感や幸福感を高めたり、気持ちを安定させてくれたり、
脳の機能や体性感覚の向上、健康や若さの維持、病気や外からの危機を回避する等、
心身の機能を高める方法の一つでもあります╰(*´︶`*)╯

年を重ねるごとに『必要となる』触れあい先日、トリートメントが終わった後にお客様がそっと一言、 「触れられる時間を作ることって大切だね」と。 年を重ねれば重ねるほど、 ...

↑というブログを以前に書きましたが補足と、
『触れることの科学 なぜ感じるのか どう感じるのか デイヴィッド・J・リンデン著』を読んでの備忘録もかねて。
デイヴィッド・J・リンデンさんは、↓のブログを書いた時に参考にさせていただいた本の著者さんでもあります。

『快感』ということについて他人にマッサージをしてもらって「気持ちがいい」と感じた経験。 ありませんか? 人に触れることを生業とする私にとって、 『触れられる...

成長を高める触れあい

ラットの実験になりますが、
生後すぐに3匹の赤ちゃんを兄弟たちから引き離して15分間人間の手で優しく扱いゲージに戻す、ということを生後21日目まで行ったそうです。
ゲージに戻された後の子供たちの鳴き声をきいて、その間、お母さんラットのこの3匹の赤ちゃんへの接触行動も増加。

人間の手で優しく触れられたのが原因か、お母さんの接触行動が増えたことが原因か、もしくは他に理由があるのかははっきりとはわかっていませんが、
結果、この3匹のラットが成体になった時、他の兄弟たちと比べ、新しい環境を積極的に探索するなどポジティブな行動が増加
また、生涯ストレスに対するホルモン反応も小さかったそうです。

さらに他の実験においてですが、
お母さんラットからの接触行動が少なかった子どもは、新しい環境の探索や食べたことのないものを試みたりする行動も少なく、恐がりでストレスに対するホルモン反応も大きかったそう。

人間も、乳幼児期に触れあいが少ないと、
体重がなかなか増えなかったり、免疫機能が上手く働かない・認知や運動の発達遅滞など、様々な発達障害が起こる可能性が報告されているそうです。

触れあい不足が続いた場合には、大人になってから肥満や糖尿病・消化器系疾患になりやすくなったり、気持ちが安定しない・他者とのコミュニケーションが難しい・自分を制御できないといった精神面での困難があらわれることも。

【優しい触れあいマッサージ】
触れあいが不足している子どもに1日20~60分。優しくマッサージして、手足を優しく動かします。そうすると、免疫機能が上昇したり、体重が増加したり、認知・運動機能が向上したり、よく眠るようになるなど、成長に良い影響を与えることがわかっています。

心身に良い影響を与えてくれる『触れあい』。
お客様がトリートメントを受けて感じる感覚・感想はお一人お一人異なりますが、トリートメントを受けた日の夜はよく眠れるとおっしゃる方も。

不安・疲れ・ストレス等から知らない間にピンと張り詰めて緊張していた心と体が「触れあい」を通して、ほんの少し緩んで整って、本来のゆっくりと眠れる状態に戻ったりするのかな、と思う時もあります。(ただ、ストレスや不安を感じる原因がなくならない限りは、いつの間にかにまた張り詰めていってしまいますが)
以前にも書きましたが、触れあいは、不安やストレスなどを発散させる気持ちのガス抜き効果もあるので、そういった気持ちのリフレッシュにもなっていたら嬉しいです(*´ω`)

年を重ねるにつれて失われていく『触れられる感覚』

年齢を重ねるにつれて触れられること(外からの刺激)を感じる力、体性感覚が段々と低下していくことは以前にも書きましたが、具体的には以下のようなことが体で起こっているそうです。

人は誰でも成人の期間を通じて、ゆっくりと接触の喪失を経験する。
というのは、20歳から80歳にかけて、メルケル盤とマイスナー小体の密度が3分の1に減っていくからだ。接触位置に対する皮膚の鋭敏さも同程度に低下する。
、、身体の部分により位置の識別能の低下度合いが違うということだ。指先の鋭敏さは2・5分の1程度だが、足の裏とつま先では4分の1になる。鋭敏さの低下は、加齢による神経の信号伝達速度の低下によるものとも考えられる。メルケル盤とマイスナー小体から神経線維を伝わって脳に送られるスパイクの速度は、若い頃は時速240キロほどだが、歳をとると時速180キロほどに落ちる。信号の速度が遅くなると、つま先のように脳から遠い部分の情報は、手や唇など比較的近い部分よりも、質が低下している可能性がある。足の裏やつま先からの触覚の劣化は、高齢者が立ったり歩いたりする際の安定性を損なう大きな原因となる。そのため、つまづいて転び、大ごとになることも少なくない。

『触れられることの科学』 デイヴィッド・J・リンデン著より引用

メルケル盤やマイスナー小体とは、皮膚にある「触覚センサー」のこと。
年を重ねるにつれて、触覚センサーの密度も情報が脳に伝わる速さも低下していってしまうんですね。加えて人間の身体というのは、使われなくなればなるほどに機能が低下していってしまうもの。

ただ、触覚は鍛えられる場所でもあります٩(ˊᗜˋ*)و
例えば、熟練の職人さん。
細かな細工を作ったり、手に持っただけで物の重さや数がわかったりする方もいますよね。
長年の経験もあるかと思いますが、
触覚からの情報が脳に伝われば伝わるほどに、皮膚の鋭敏さや体性感覚も強くなるのかと思います。

触れる・触れられることって不思議です

最近、触れる・触れられるについてブログを書くことが多い気がしますが、
私の中で、とても興味深く、勉強していきたいことの一つなのです。
当然のことではあるのですが、お客様によって、アロマトリートメント時に私が受け取る『感覚』も異なります。
表現が難しいのですが、不思議な感覚を感じるような時も(スピリチュアル的な意味でなく、触覚としての感覚という意味です)。
お身体に触れることって、今までに知らなかった感覚発見の連続でもあるなぁと思ったりもします♪
お客様にもそんな感覚を感じる体験をしていただけたら嬉しいです(*´︶`*)

ちょっとだけ余談

そういえば。
訳者さんもあとがきに書いていますが、この著者さん、本文も原注も真面目に研究的に性的な方面に脱線することがすっごく多いです。
本を読み終わって、著者さんの謝辞・訳者さんのあとがきにそれが触れられていて、少し笑ってしまいました。

この著者さんが本の中で疑問に書いていることがありました。
ペンフィールドの脳地図。
大脳のどの部分が、身体のそれぞれの部分に対応しているのか、場所を示した地図。
触覚センサーが多く、情報量の多い手や唇はその部分が大きかったりします。
(興味のある方は、ペンフィールド ホムンクルスで調べてみてください)
生殖器は手や指と比べると場所が大きくはないのですが、経験によりそれは拡大されるのだろうかと。確かに。疑問。
それが快感に直結するというわけでもないでしょうが、
お客様によってはそういった性的な感覚が若い時と比べて鈍くなったと言われる方もいたりして、、
年を重ねるにつれて感覚はどうしても低下しがちですが、継続して経験を重ねることで感覚を鍛えていけば、低下を防いだり補うことができるのでしょうか。

他にも「そうなんだ、なるほど」と思うこともあったのですが、それらについては別の機会にまとめて書きたいと思います♪

念のため。性的な話題に触れると、当サロンが男性専用ということもあり性的なサービスがあるのではないかと誤解してしまう方もいるのですが一切ございません。
男性の健康や若さを保つことや学びの一環として、話題にふれていきたいとは思っています(。・ω・)ゞ

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