男性ホルモンと男性更年期

女性にだってあります、性機能の低下

先日、家族から尿トラブルに関する相談を受けたので、図書館に行ったら、
「あ、ルナクリニックさん(監修)の本がある」

一緒に借りてきました。

ルナクリニックは生理の悩み、尿トラブル、更年期の悩み、さらには膣美容まで、あらゆる女性のお悩みに特化したクリニックさん。
女性医療クリニックLUNA

以前、こちらで行っている骨盤底リハビリテーションを受けた方のお話を聴き(骨盤底リハビリテーションは、女性理学療法士さんが、経腟触診をしながら、骨盤底筋のマッサージ等を指導してくれます。骨盤底筋は女性にとって、尿トラブルの予防や性生活の充実にもとても重要な筋肉です。)、そういったお悩みに対応してくれるクリニックさんがあるんだなぁと知りました。
骨盤底リハビリテーションは結構スパルタ指導だったとか。。
少し話がそれましたが、
『温かくてしなやかな「ちつと骨盤」が体と心を幸せにする。』を読んで、ふと。
お客様とのお話を思い出しました。

男性更年期障害の症状の一つに、性機能の低下があります。
(念のため。当サロンはリラクゼーションサロンのため治療はできませんし、医療の専門家ではないので、治療的なアドバイスはいたしかねます。)

加齢により以前と比べて男性機能が低下したかも、、と思う男性も多いかと思いますが、
お客様とのお話の中で、
「いいなぁ、女性はいくつになってもSEXができて。気持ちがよければ潤うんだよね」と。
いやいや、女性にだってあります、加齢による性機能障害(´;Д;`)

いままで、男性ホルモンや男性更年期について書くことが多かったですが、今回は本を参考に、女性の性の悩みについて書きたいと思います。

女性にだってあります、性機能の低下

やはり、『性』ときってもきれないのは『性ホルモン』。
個人差はありますが、
女性ホルモン(女性ホルモンの中でも、女性らしさに関係するエストロゲン)は20~30代前半をピークに、30代後半から閉経に向けて徐々に減少。
閉経前後である45歳~55歳頃、一般的に女性の更年期といわれる年齢時には激減してしまいます。
(ホームページからイラスト↓を持ってきたので、イラスト下の原因や時期に関する言葉は無視してください汗)

女性ホルモンの減少は、女性の性機能にも大きな、そして様々な影響を与えます。
本であげられているのは『膣』や、子宮を含め臓器を支える『骨盤底筋』のことについて。

ちつについて


ちつは、性交時には男性器を受け入れる場所。
生理の時に経血を排出したり、出産時には赤ちゃんが体外にでるための通り道であったりもします。

女性ホルモンには、体内のコラーゲン生成を助ける働きがあるので、
減少すると、膣が乾燥したり、膣壁が薄くなってしまったり、膣が委縮していってしまったりします。
そうすると、
性交時に痛みを感じてしまったり(性交痛)、
男性器が挿入できなくなってしまったり、
膣粘膜が傷つきやすくなり、雑菌が繁殖、病気にかかりやすくなってしまいます。

また、加齢によって筋肉量が低下すると、体の『冷え』も発生。
女性ホルモンは主に卵巣で作られるので、女性器を含め、様々な臓器がおさまる骨盤内の血行が悪くなると、女性ホルモンの低下をさらに招いてしまいます。

膣を覆うネバネバとした膣液。
膣液は、細菌をブロックし、体外に排出する役割があったり、性行為においては潤滑剤としての役割も果たします。
その膣液の主な成分は血漿。
血行が悪くなると、膣壁からにじみだす膣液の分泌も減少してしまいます。

健康な状態の膣は、弾力があって内側にヒダがありますが、冷えと乾燥によって、ヒダがなくなりツルツルになってしまうそう。

加齢や女性ホルモンの低下が引き起こす女性器の変化は外部にも。
クリトリスが縮んでいってしまったり、外陰部がシワシワに変形してしまったり、膣口が炎症を起こしてしまったり。

男性は毎日マイ性器を見ているので、些細な変化にも気づきやすいかと思いますが、女性の場合は見ようとしないと見ない場所。
海外、特にフランスでは、自分の健康を保つためだったり、女性としてのアンチエイジングのためにも「ちつケア」は一般的に行われているようですが、日本ではまだまだ性器のことは恥ずかしさから放置してしまったり、相談しにくいのが現状です。

骨盤底筋について


↑の図を見ていただければわかりますが、骨盤底筋は、女性器をはじめ様々な臓器を支える筋肉。
性交時の気持ちよさとも関係する筋肉で、この筋肉がゆるんでしまうと、男性器への締めつけが弱くなり、気持ちよさを感じにくくなってしまいます。

女性の尿もれは多くの場合、加齢によりこの筋肉が衰えてしまったり、出産時にダメージを負ってしまったりすることが原因。
(男性は、女性と比べて骨盤底筋が衰えにくいとはいわれていますが、男性の尿もれの原因となる場合もあります)

びとくなってしまうと、骨盤内部におさまっている子宮などの臓器が膣口からでてきてしまう「骨盤臓器脱」を招いてしまうことも。

骨盤底筋トレーニングとしてはケーゲル体操が有名ですが、最近では膣トレグッズ(重さのある挿入物で、トレーニングに合わせて段々と重さを変えられたり、きちんと骨盤底筋が鍛えられている場合に振動してお知らせしてくれるものなどもありました)もネットで売っています。

思うこと

『更年期』というと一般的に女性の問題という認識。
男性の更年期についてはまだまだ研究が進んでいない一方、
『性機能』については、全く逆ですよね。

バイアグラなど男性向けの薬はあっても、女性のものはない状態ですし(海外のサプリではあったりするので、海外にはあるのでしょうか)。

長寿化が進むかにつれて、いかに若さや健康を保ったまま年を重ねるかも、男女問わず大事な問題になってきました。

その中で避けて通れないが性機能のコト。

避けて通ろうとすれば通れないことはないですが(セックスしなくても死ぬことはないので)、やはり若さや健康に直結する問題。

性機能を保つことを心がけていたり、きちんとケアしている方は男女ともに若くて健康だと私は思います(*´pq`*)

セックスはしたいのだけれど、以前と比べて体がついていかないとおっしゃる男性も多くいますが、女性とてそういうことはあります。
触れられて気持ちが良いとココロでは感じてはいるのに、体が上手く反応しない。
そんな時に、今日濡れ悪いね、とか言われると気持ちばかり焦ってしまい、余計に体が反応しにくくなってしまう(逆バージョンの場合、女性は絶対男性に言ってはいけない言葉です)。
また性行為時に痛みがあると、段々とすること自体が億劫になってきてしまいます。

年を重ねる程に、お互いの体や気持ちの理解が必要となってくる触れ合い。
ちょっと男性も知っておいてくれたら嬉しいかなと書いてみました(*´ω`)/

本には女性が自分で行える膣マッサージの方法や、ストレッチ、
おすすめの食事や植物療法などの情報が満載♪

女性の皆さま、パートナーのために勉強したい男性の皆さまにおすすめの一冊でしたp(*゚v゚`*)q

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