アロマテラピー

年末はお風呂で色々なものを流しちゃいませんか?

今年も残すところ、わずか。
クリスマス前後から一気に「年の瀬ムード」になりますよね。
官公庁では本日「御用納め」。
一般企業さんでも、「仕事納め」の方も多かったのではないでしょうか?
年内の仕事が終わってホッと一息。。。
そんな年末の夜には、お風呂で色々なものを流しちゃいませんか?

本日は、年末にぴったりの「アロマバス」をご紹介したいと思います♪

アロマバスとは簡単にいえば、お風呂の中で精油の香りを楽しみ、精油に含まれている天然成分を鼻や皮膚から吸収して、心身にいい影響を及ぼそうというもの。
(アロマテラピーや精油について→「 アロマテラピーが身体に作用するメカニズム」「精油って何?」)

アロマバスをするための方法はいくつかありますが、今回ご紹介するのは

アロマバスソルト」。
作るのがとても簡単、すべて自然のもの、きつくない自然の優しい香り、ということで私はよく作っています。

用意するものは、「天然塩」と「好みの精油」。これだけ。
「天然塩」は、バスソルト用のお塩がネットやアロマのお店などで売られていますが、、、身近なところで簡単に手に入れたいという方はスーパーで売られている粒が粗い天然塩でも大丈夫です。私はもっぱらスーパーで購入した「なるとの塩」でアロマバスソルトを作っています。
コストを気にせず、じゃんじゃん使えるので(笑)
可愛いピンクのお塩「ヒマラヤ岩塩」は、テンションを上げたいときに使ったりします♪

kininarubeya.net

ヒマラヤ岩塩のバスソルトについて書かれているサイトさんです。
ヒマラヤ岩塩は古くは楊貴妃が愛用していたとか、、、、さすが楊貴妃(笑)

バスソルトの効能について
塩には皮膚下の余分な水分を吸い出す効果があり、浮腫みが気になる方にはおすすめ
塩は保温効果が高く、普通のお湯に比べて身体が温まりやすく、末端まで血液がいきわたり、毛穴が開いて老廃物や毒素が大量の汗と一緒に排出されます。
自分の体臭が気になる方。(特に男性は臭いを気にされる方が多いですが)
体臭の原因の一つとして、毛穴の中に残ってしまっている汚れや余分な皮脂があげられますが、肌の古い皮脂や汚れも排出してくれます。
また、塩にはたんぱく質を溶かす作用があり、毛穴につまっている古い角質を溶かしてくれます
皮膚の表面の古い角質や毛穴に詰まっていた角質が溶かされ、古い皮脂・汚れが除かれることで肌のターンオーバーが正常に戻り、健やかな肌を保ちやすくなります。
また、身体が温まり血行がよくなることで、強張っていた筋肉がほぐれ肩こりや腰痛が緩和されます。

バスソルトだけでも十分すごいなぁと思いますが、ここに「精油」を加えると効果倍増!
加える精油については、基本的には自分の好きな香りを♪
自分が好ましいと感じた精油が、自分が本能的に求めている精油だと私は思っています。(ただし、皮膚刺激や毒性が強く、アロマバスに向かない精油もありますので、迷ったら精油を購入する際に、店員さんに聞いてみてください。
もしくは、問い合わせメールで聞いてください。)

迷うなぁという方のために購入しやすいオススメの精油を3つ。

ラベンダー
(刺激や毒性が少なく、安全性の高い精油です。
万能の精油ともいわれており、ストレスからくる気持ちの緊張やイライラを和らげ、落ち着かせてくれたり、頭痛や筋肉痛など体の痛みも和らげてくれます。
優れた鎮痛作用が特徴。)

ジュニパーベリー
(心身共に解毒や浄化をしてくれるウッディー系の香りの精油。
嫌なことがあったり気持ちがもやもやするような時に、ネガティブな感情を取り除き、次に向かって頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
リンパや血液の循環をよくし、余分な水分や老廃物を排出してくれます。
人が利用した中で最も古い植物の1つとも言われおり、宗教儀式などでも用いられてきた神聖な植物です。)

ゼラニウム
(心身のバランスを整える効果があります。
イライラや不安、ストレスから気持ちが落ち込んでいる時は元気を出してくれ、逆に気持ちが高ぶってしまって落ち着かないという時は気持ちを穏やかに鎮めてくれます。
リンパの流れを促し、皮脂バランスを整える効果があります。
薔薇に似た甘く華やかな香りは、意外と男性にも好まれます)

他にも、個人的には、
ヒノキ風呂に入っているような気分にさせてくれるヒノキの和精油や凛とした気持ちにさせてくれるほんのり甘さを感じるシダーウッドアトラス精油なんかもオススメです。

アロマバスソルトの作り方
作り方は簡単。
天然塩40gに好みの精油を1〜3滴垂らしてしっかり混ぜる。
これだけです。
後は、湯舟にアロマバスソルトを入れ、お塩がしっかり溶けるまで混ぜれば、素敵なバスタイムを過ごせます♪

注意点としては、
小さなお子様のいるご家庭では、お子様の入浴が終わってからアロマバスソルトをいれてください。
また妊娠中の方がいる場合も同様です。
皮膚が弱いと思われる方は精油を少な目にして様子を見てください。
肌に異常を感じた場合は、ただちに中止してください。
アロマバスソルトは湯舟を痛める場合がありますので、入浴後は直ちにお湯を流していただき、洗濯などに残り湯を使わないでください。

アロマバスソルトについて書いてきましたが、
お塩は昔から日本では神様へのお供えものとして、またお清め・魔除けなどとして使われてきました。
お塩には、厄や悪いもの、自分の中に溜まってしまったマイナスの思考などを吸い取り、浄化してくれる作用があるといわれています。

また、大晦日の日に入るお風呂は「年の湯」といい、新年を迎えるための禊(みそぎ)の意味合いもあるそうです。

年末、アロマバスで香りに癒されつつ、ネガティブな感情、色々な悪いもの、老廃物を全部流して穏やかな気持ちで新年を迎えませんか?