アロマテラピー

端午の節句♪5月の和のアロマバス♪

皆様、GWは楽しんでいるでしょうか?
私は、お仕事です(笑)

本日は「端午の節句」♪
毎月恒例の「季節の湯」シリーズも、5月の和のアロマバスは皆様ご存じ「菖蒲湯」になりますヾ(*・(エ)・*)owww.yunokuni.com

帰宅時に、スーパーに寄ると、端午の節句の縁起物、
柏餅やチマキと一緒に青々とした菖蒲の葉が♪

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こういう縁起物がスーパーで売られていると嬉しくなりますq(・ェ・q)ルン♪(p・ェ・)pルン♪
伝統的な行事ってする機会やする方も少なくなってきていますが、元々自分や大事な家族が元気に幸せに過ごせるようにと、祈りを込めたもの。
出来るだけ、行っていけたらいいなー♪

菖蒲湯

菖蒲湯について、以前別ブログで記事を書いたので、今回はそれを転載したいと思います。

私たちが元々使っていた暦における端午の節句は、今の暦でいう6月中旬に行われていた行事でした。

5月と6月では、随分差がありますよね!
春から夏に移り変わる爽やかな5月に比べ、6月といえば梅雨のじめじめしたお天気。。。
暑いかと思えば気温も急に低くなったり、季節の変わり目ということもあって体調も崩しやすいし、大事な食べ物も傷みやすいρ(тωт`)
ということで、昔からこの時期は人々にとって要注意な時期でした!

端午の節句は、元々は古代中国から伝わった風習です。
中国では(旧暦)5月を「悪月」と呼び、邪気を払うと信じられていた菖蒲やヨモギを門に飾ったり、健康を祈願して薬草を摘んだり、故事にならって舟競争をするといった風習が書物に記されています。

日本でも「日本書紀」推古天皇十九年(611年)の条に「薬猟(くすりがり)」の記述があり、女性は薬草を摘み、男性は鹿を捕まえたり(鹿の角は鹿茸(ロクジョウ)と呼ばれ、今でも生薬として使われています)します。

奈良時代には菖蒲の髪飾りをつけて宮中に参内したり、
平安時代には、ショウブとヨモギの葉などを編んで玉のようにまるくこしらえ、これに5色の糸をつらぬき、ショウブやヨモギなどの花をさしそえて飾りとした「薬玉」を御簾に飾ったり、お互いに贈りあったりしました♪薬玉の記述は、枕草子や源氏物語にも出てきます。
菖蒲の強い香りで、邪気や毒気、病魔を払うことや長寿を願って作られた「端午の節句」の縁起物だったようです!

アロマに携わる者としては、こんなにも昔から香りの力が信じられていたことに感慨深いものを感じます♪

ちなみに、昔から使われてきた菖蒲は、私たちの知るアヤメ科の「ハナアヤメ」でなく、サトイモ科の「アヤメグサ」になります。
根に、香りの成分である「オイゲノール」などの精油成分が含まれており、オイゲノールの作用としては、
強い抗菌・抗ウイルス作用、防虫作用、鎮痛作用などがあげられます。
また、菖蒲には他にも、解毒鎮静血行促進なんかも!
なんと。。。梅雨の時期にぴったり!
まさしく病魔払いですね。
これぞ、昔からの「和のアロマ」♪

菖蒲に関する邪気払いとしては、近年まで菖蒲やヨモギを屋根に挿す「菖蒲屋根」。
菖蒲の鉢巻き(端午に菖蒲を頭に巻くと頭痛が治るといわれていた)。
菖蒲湯(現代にも受け継がれ、知る人も多い薬湯ですね)。
菖蒲酒(根を浸し、菖蒲の香りをつけた日本酒をいただく)。
菖蒲枕(5月4日の夜に、菖蒲を刻んだものを枕の中にいれて眠る)。
が行われていました♪

http://yorunomomo.blog.fc2.com/blog-entry-26.htmlより

 菖蒲湯の入り方

湯舟に輪ゴムで束ねた菖蒲の葉をバーンと入れます。
以上(笑)

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より菖蒲の精油成分を抽出する方法としては、菖蒲の葉を1㎝程の刻み、それをティーバックに入れて、お風呂に入れる方法もあります♪
個人的には、目でも楽しめるバーンと入れる方法が私は好きかなぁと思ったり ヾ(*´∀`*)ノ
皆様も家族の健康を祈った和のアロマバス「菖蒲湯」を今夜は楽しんでくださいねー♪

今月の根津神社の花御札。「菖蒲」と「薬玉」♪

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邪気払いのお札である花御札は、季節感もあって素敵なのです♪