男性ホルモンと男性更年期

男性更年期の勉強⑥(男性の健康と運動)

今年も、男性更年期の勉強のために、
メンズヘルス医学会の学会をそーっと拝聴してきましたヾ(o´ェ`o)ノ


今年は早稲田大学さんで開催。
早稲田大学さんの広さに、まず慄く。
(方向音痴なので道に迷っちゃいました)
博物館もたくさんありますし、大隈庭園も素敵そう。
時間がなくて見学はできませんでしたが、今度博物館や庭園にも行ってみたいです♪


(以前も書きましたが、私は医療従事者ではありませんし、医療の専門知識があるわけでもありません。以下は、あくまでも私の感想や思ったことです。もしかしたら、間違った認識で聴いていることもあるかもしれません(>人<;)

『メンズヘルスを支えるスポーツ・身体活動』というタイトルからもわかる通り、今回は運動がテーマのお話が多かったです。
ありきたりな感想になってしまいますが、、、、
「運動、大事だなぁ」としみじみ思いました。

健康寿命

2019年時点での男性の平均寿命は81.41歳、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は72.68歳。
年を重ねるごとに「できるだけ健康や若さを保ちながら、年をとっていきたい」と思うことも多くなるかと思います。

内閣府が公表した令和5年版高齢社会白書によると、
40代以前の若い頃から、しっかりと休養をとったり、運動するなどして「健康を心がけ」ていた人は、後々、年を重ねた時に、運動をしていなかった人と比べても、身体の健康状態が良いそうです。
また、健康状態が良い人ほど、人生の喜びや楽しみといった「生きがい」を感じており、「健康状態と生きがいは非常に強い相関関係が見られると書かれています。

仕事や暮らしも、昔と比べて変化しています。
60歳以上の約4割が働けるうちは働きたいと希望しており、実際に60代70代以上で仕事をしている人の割合は年々増加。
また、世帯構造も、昭和では三世帯構造が半数以上を占めていましたが、今は一人暮らしや夫婦のみで暮らしている世帯の割合が半数以上となっています。

人生100年時代といいますが、寿命が延びるほどに、若いうちから将来を見据えて「健康習慣」を身につけることが重要になるよう。
ひとり暮らしやパートナーとふたりで暮らす中で、年を重ねても仕事や趣味を続けながら、人生に喜びや楽しみを感じつつ、若々しく生きていくために。健康の大切さを感じます。

健康と運動と男性ホルモン

健康や運動と、男性ホルモンは深い関係があります。

テストステロンの低下は、筋力・筋量の低下や歩行速度の低下を招いたり、骨密度の減少にも影響があるようです。

健康寿命にも関わってくる

  • ロコモ(運動器の衰えにより、立ったり歩くといった日常的な移動機能が低下した状態)
  • サルコペニア(加齢により、筋肉や筋力が減り、身体機能が低下した状態)
  • フレイル(身体機能の低下だけでなく、認知症やうつなど心理的・精神的な問題や、外出の減少・孤独など社会的な問題が密接に関わり合って、心身の機能が低下し、衰えてしまっている状態。健康と要介護の中間の状態)

といった問題。

予防や対策として「習慣的に運動すること」があげられますが、
運動は男性ホルモンであるテストステロンの分泌を増加させるといわれています。
テストステロンは、意欲アップや筋肉量の増加を促す効果が期待できるのでさらに◎
(ただし過剰な運動は逆にテストステロンの分泌を減少させるので要注意です)

心血管疾患(心臓または血管に生じる病気)の発症に関与するといわれている、慢性炎症や酸化ストレス。
テストステロンには抗炎症作用や抗酸化作用が期待できるそう。
また、テストステロン濃度が高いほど、動脈硬化が起きにくいそうです。
心血管疾患の予防としては、週150~300分の中強度の有酸素運動がオススメとのこと(とはいえ、持病などお身体の状態によってもオススメ時間は異なるかと思いますので、お医者様や医療の専門家に相談した方がよいです)

そうなんだ!と思ったことが、
仕事として行う運動は心血管疾患のリスクを上げてしまうこともあるそうで(例えば、アスリートの方は勝たなくてはならないというストレス大)、
あくまでも「できることから、楽しく、継続的に運動を行う」ことが大事なようです(ර⍵ර)✧

男性更年期障害の症状には、
落ち込みやイライラ、やる気の低下など、こころの症状もあげられますが、
運動はやる気や気持ちを上げてくれます。
うつ病の発症リスクを低下させますし、うつ病を発症している人にとっても、うつ病の薬と同じくらいの効果が運動にはあるそう(うつ病の薬の中には性機能を低下させてしまうものもあります)。
再発予防といった点でも◎。

運動習慣をつける

運動をすることがいいことだとわかっていても。
いざ心身に不調を感じた時、それまで運動をあまりしていないと、運動するという行動にスムーズに移れないこともあるんじゃないかなと思ったりします。
(身体の調子が悪いと気力も低下してしまうと思いますし)

運動をする気力がある時に、運動することを習慣づけたり、自分に合う、楽しいと思えるような身体を動かせるトレーニングを探しておくことも大切なのかなと思いました(*´o`*)
ひとりでする運動、みんなで一緒にする運動、室内でできるもの、お外でするもの。
ウォーキング、ランニング、筋トレ、水泳、ヨガ、太極拳、ダンスなど。
楽しかったかもと思えるものがあったら、またしてみようと思えますし、それを基に医療の専門家の方にも相談しやすくなります。
全然しないよりは少しでも!ただし過剰な運動は×です。

私個人としては、運動は太極拳と社交ダンスが気になります(*´︶`*)楽しそう♪
以前にしたエアリアルヨガも面白かったなぁ(私が受けたときは、逆さまになったり、結構アクロバティックだったので、お身体に不安のある方は、事前にお医者様に相談したり、ヨガインストラクターさんに内容を相談した方がいいと思います。お教室によってはプライベートレッスンもあり)

「子どもの時に運動好きになるかどうかも、その後の生活習慣に影響を与える」ということにもハッとしました!

備忘録もかねて書いていたら、長くなってしまいました。
プレゼンティーズム(欠勤にはいたっていないけれど、心身に何らかの疾病や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態)のバックグラウンドにはLOH症候群(加齢性腺機能低下症)もあるそうです。
男性は心身の不調を感じると、内科や心療内科などに行かれる方が多いそうなのですが、男性更年期外来で男性ホルモン値を調べてみたり(男性ホルモン値は個人差が大きいようなので、基準値と比べるだけでなく、定期的に測って、「自分の」男性ホルモン値がこれまでと比べて落ちていないかなど気にかけるのも大切、、、というのを以前に本で読んだ気がします)、気になることを相談してみたり、というのも良いかもしれません⑅ර⌔ර⑅

全部を聴けたわけではないですが、
他にも、男性更年期に関係する様々なお話や研究を聴くことができて、面白かったです!
EDアプリ研究、前のめりになって聴いちゃいました(◍•ᴗ•◍)
興味深かったです。悩んでいるお客様も多いですし、アプリ使いたい方多そう。

 

たまにお問い合わせをいただくことがあるので、念のため。
当サロンはリラクゼーションサロンです。
アロマテラピー(芳香療法)や米国発祥のエサレンボディーワークで、お客様にリラックスできる時間をお過ごしいただけたら(*´ェ`*)と思っております。
男性更年期障害の治療はお医者様ではないので出来ません。
男性更年期障害の症状にお悩みの方はお医者様にご相談くださいね。
また、性的なサービスは一切ございません。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

アロマサロンSASARAE
https://www.sasarae.com

新宿駅のお隣り、京王新線初台駅より徒歩約5分。

男性の心身の不調にスポットをあて、
本格アロマテラピー
エサレン®ボディーワーク
を行っております。

心に響くような優しいタッチ
心身の深いリラクゼーション

完全予約制・プライベートサロン
性的なサービスは一切ございません

営業時間
10:00~23:00
(午前中のご予約は前日22:00までの受付となります。
最終受付20:00
当日のご予約受付は12:00~20:00まで)