男性ホルモンと男性更年期

年を重ねるごとに『必要となる』触れあい

先日、トリートメントが終わった後にお客様がそっと一言、
「触れられる時間を作ることって大切だね」と。

年を重ねれば重ねるほど、
「肌と肌が触れ合う時間」を作ることが大切になっていくと、
私は思っています(*´pq`*)

山口 創先生の本。
(桜美林大学の教授で、健康心理学、ボディワーク、身体接触、非言語コミュニケーションを専門とされています。)
最近、何冊か読むことができました。
『触れる・触れられる』ということに重点が置かれた内容は、読んでいてとても興味深かったです。

加齢による感覚の衰え

年を重ねるごとに、触れられること(外からの刺激)を感じる力は低下していきます。
個人差もあるでしょうが、研究データによると、それは均一に低下していくのではなく、体の部位によっても異なるそう。
手や唇は、何かに触れたり食べたりと、普段から外からの刺激を感じていることもあるせいか加齢による皮膚感覚の低下はほとんどありませんが、下半身は低下が特に大きいようです。

自分の体の違和感や外からの危険をいち早く気づき、身を守るという意味でも、皮膚感覚を維持することは大切。
認知症の方にマッサージを行うことで、認知機能に改善がみられるとの研究データは幾つかありますが、肌と肌との触れ合いは心地よい刺激として、皮膚感覚の維持にも役立つのではないでしょうか。

特に男性は女性と比べても、元々スキンシップをとることが少なめ。
体は、使っていなかったり刺激が与えられることが少ないところから、どうしても機能が低下していってしまいます。
本来であれば、年を重ねるごとにスキンシップ量は増加させていくことが、老化防止のためにも望ましいのですが、男性も女性も、逆に年を重ねるごとにどんどんとスキンシップ量が減っていってしまうんですよね(´д`、)

余談ですが、お客様から性に関するお悩みを伺うことも、たまにあります。
私は医療の専門的な知識や資格があるわけではないのでアドバイスはできませんが、性機能の維持という点でも、皮膚感覚の維持は大事なのではないだろうかと個人的には思います。

とけあう感覚

恋人とずっと手をつないでいると、
つないでいる部分の体温がお互いに同じになって、とけあうような感覚を感じたことはありませんか。
他の人に「触れられる」ことは、自分が他の人に「触れる」ことでもあり、
この二重感覚は、自分と他人を隔てている境界を曖昧にし、融合するような感覚をもたらすそうです。

「自分は体がかたい」と言われる方が多くいますが、
体の「かたさ」と人との心理的な距離は関係する場合も。
安心できない、ストレスが多い環境の場合、
自分を守るため、無意識に体はこわばり、自分のパーソナルスペースを広く、他の人に対しても警戒するように心理的距離をとってしまいます。
二重感覚は、自分と他の人とを隔てる境界を一時的に緩めてくれるので、
ストレスから必要以上にぎゅっと警戒モードになってしまっている身体を和らげることができるのではないかと思っています。
私自身、トリートメント中、自分の体温と相手の体温が同じになるような、とけあうような感覚は心地よいなぁと思います(*´ェ`*)

不安なときほど触れられたい

触れられることには、気持ちのバランスを整える効果があります。
ストレスを感じる時、不安や孤独を感じる時。
優しく触れて欲しい、そっと抱きしめて欲しいと思ったことはありませんか。
人はそういった感情が上手く発散されないと、体に不快感を伴う症状があらわれる場合があるようです。
例えば、ストレスから痛みに敏感になってしまい、古傷が痛んだり、慢性痛が悪化してしまったり。
お母さんの「痛いの、痛いの、とんでいけ」ではありませんが、
優しく触れられることは、気持ちを鎮静・発散することや体の不快感を和らげる方法として有効なようです(´∀`*)

子どもに対する研究ではありますが、
スキンシップの不足は、子どもの情緒を不安定にし、他者への攻撃性を高める原因の一つになってしまうようです。
ただ、これは「おとな」も同様ではないでしょうか。
肌と肌との触れあいがその人にとって少なすぎたり、心のコミュニケーションが不足すると、心身のバランスが崩れやすくなってしまうのではないかと思っています。

触れあいが難しい場合には、

「触れあい」の効果が一番高まる方法は、親しい人と触れあうことだそうです。
布越しにでも効果は十分にあるかと思いますが、直接的な肌の触れあいの場合には効果100倍なイメージ(私の勝手なイメージです(笑))。

以前にも書きましたが、男性は年を重ねるごとにストレスが多い環境になりやすくなります。

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加えて、身体の機能が低下していくことを考えると
心と体を守り、健やかであるためにも、年を重ねるごとに「触れあい」の時間を積極的に作り、行うことがベストです。

難しい場合には、

  • マッサージに行く
  • 温かいお風呂に浸かる
  • 着るものや布団など直接肌に触れるものを、肌ざわりのいいものにする
  • ペットを撫でる
  • セルフマッサージをする

といったこともオススメです(。・ω・)ゞ

参考文献「愛撫・人の心に触れる力」山口創(著)

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