少し前に、東京国立近代美術館で開催中の『あやしい絵展』に行ってきました。
「あやしい」という言葉には、妖しい、怪しい、奇しいなど、さまざまな漢字を当てはめることができます。
いすれにも共通するのは、いわゆる「キレイ」「見ていて心地よい」とは少し違う、神秘的で不可思議、奇怪な様子を表していることです。
グロテスク、エロティック、退廃的、神秘的、ミステリアス・・・
そのような「美しい」だけでは括ることのできない魅力を持つ作品を、本展では「あやしい絵」としてご紹介します。
『あやしい絵展ホームページより引用』
看板を見て、開催前から気になっていた美術展。
稲垣仲静「猫」↓
独特な雰囲気。
この美術展、普通の美術展とはちょっと違う感じです。
歌川国芳「源頼光公舘土蜘作妖怪図」↓
ユーモラスで可愛い妖怪たち。
アルフォンス・ミュシャ「ラ・トスカ」↓
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「マドンナ・ピエトラ」↓
谷崎潤一郎「人魚の嘆き」水島爾保布 挿絵↓
妖艶な美しさ。
撮影は不可でしたが、藤島武二「婦人と朝顔」や鏑木清方「妖魚」も、
どこか怖さも含んだ美しさがあって、とても印象に残っています。
すごい迫力だなぁと慄いたのは、
「表面的な美への抵抗」というテーマで集められた絵たち。
内面の生々しさがあらわれる絵は、とにかく迫力がすごく、
「撮影可になっているけれど、怖くて撮影できない(゚Д゚;)」と思ったり(笑)
岡本神草「拳を打てる三人の舞妓の習作」↓
個人的に好きだなぁと思った絵。
島成園「おんな(旧題名・黒髪の誇り)」↓
人間の、ギリギリの、
何かそんな一面を垣間見た気持ちです。
とても面白い美術展でした。
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