男性ホルモンと男性更年期

『メンタルと脳を強くする』男性ホルモン♪

男性更年期の勉強会について以前記事をアップしましたが、
今回はその中で、私が「男性ホルモン、すごいなぁ!」と思ったことについて書きたいと思います♪

ネガティブな気持ち、ストレスを軽減してくれる男性ホルモン

結論から言うと、男性ホルモンが多いとストレスを感じにくくなるそうです。

男性ホルモンは身体の様々な箇所で作用していることがわかってきていますが、その力は脳の扁桃体でも発揮されているとのこと。

扁桃体は大脳辺縁系の一部と考えられており、場所は↓

視覚など外からの感覚情報に対して、快・不快、恐怖、不安などの生存に必要な判断を瞬時に行い、身体的な反応や行動を引き起こします。
例えば、ヘビやハチが飛び出してきた時、「うわっ」「心臓ばくばく」「逃げる」を瞬時に行うのが扁桃体です。

「テストステロン(男性ホルモン)値は扁桃体での攻撃性と負に相関する」とのこと。
テストステロンが少ないと、より早く扁桃体が恐怖にさらされていると認識してしまい、不快、恐怖、不安を感じやすくなってしまうそうです。
ヘビやハチが飛び出してきた時に起こる身体の反応が、常に起きやすくなってしまうというような感じでしょうか。
逆に、男性ホルモンが高いと『鈍感力』が増し、ストレスを感じにくくなるそうです。

『鈍感力』、、、ビジネスパーソンにとって重要ですよね。
仕事をする中で、時には自分が想像していなかったような様々なことが起こるかと思いますが、そんな時に、不安で気持ちが落ち込んだり、イライラしてしまうのではなく、気持ちを強く、どんっと構えて冷静に対処できるよう、メンタルを上げてくれる力の一つが男性ホルモンなのです(*’3`b)

扁桃体について調べる中で、なるほどと思った記事があったのでリンクを。
生きづらい原因は脳の扁桃体?
感情と記憶を結びつける扁桃体の働きとは?

少し脱線しますが、図がわかりやすいので、アロマテラピーについても少し(笑)
(当サロンでは、アロマトリートメントを行っておりますので♪)

図にカタツムリの目のような部分があり「嗅球」と書かれているかと思いますが、
鼻から吸い込まれた香りの情報は、神経などを伝わり、嗅球、嗅索、そして扁桃体や海馬、視床へと素早く伝わっていきます。
食べ物が腐っている臭いや煙の臭いを嗅いで、危険と素早く判断されるのはこの流れのためです。
アロマテラピーは心地の良い香りを嗅ぐことによって、脳を瞬時に「快」の状態へと変え、気持ちをリラックス状態へと変えてくれます。
なので、リラックスしたい、気持ちをリフレッシュしたい男性におすすめなのですp(*゚v゚`*)q

認知症の予防に

扁桃体の隣りに海馬がありますが、海馬が記憶の形成に重要な役割を果たしていることは有名ですよね。
アルツハイマー型認知症では、海馬から委縮が始まり、脳全体が委縮していってしまいます。
その海馬においてもテストステロンは高い濃度で存在するそうで、女性は血中のテストステロン濃度は低いですが、海馬においては血中の10~100倍も高い濃度なんだとか。
アルツハイマー型認知症の男性患者のテストステロン濃度が低かったとの報告もあるそうで、認知機能とテストステロンは深い関係があるのではないかとも考えられています。

以上。久しぶりに男性ホルモンに関することを書けました♪
医療の専門的な知識を持っているわけではない者が書いているので、その点ご注意ください(≡人≡;)あくまで参考程度にお読みください。

日本メンズヘルス医学会で、医療関係者だけでなく、一般の人も参加できる『男塾』というセミナーが今年に開催される予定で、参加したいなぁと思っていたのですが、
新型コロナウイルスの影響でウェブセミナーになりyoutubeにアップされていました。
私もまだ途中までしか見れていないのですが、男性ホルモンについて「そうなんだ」と思いながら勉強しています(´I `*)
お客様でも男性ホルモンに興味のある方が多いので下記に書かせて頂きます。

6月24日「男塾」ウェブセミナーのご案内

【男性がより健康にはハツラツと人生を送るための「#男塾」始まります】

男塾スタートを記念し、まずは以下の要領でYouTubeパイロット配信(申込不要・無料配信)を行います。

■配信元URL:https://youtu.be/iqD1EVnPk9Y

■日時:2020年6月24日(水)午後8時(20時)~

■テーマ:「活」抜き、でゆるく免疫力アップ

■パネリスト:
堀江 重郎(順天堂大学大学院 医学研究科 泌尿器外科学 教授)
佐々木 浩二(夕刊フジ代表・編集局長)

■概要:
やれ就活、婚活、妊活などと気合ばかりが求められた「コロナ前」時代。Stay homeで緩いことが、なんだか心地よくなった今、「コロナ後」の男性の生き方を考える男塾がはじまります。免疫は「闘う」のでなく、無用な戦いは避けることが孫子の兵法…グラス片手にゆったり参加ください。

日本Men’s Health医学会ホームページより引用させていただきました