男性更年期の勉強の続きです。
今回は、男性更年期障害と間違えやすい病気について書きたいと思います。
医療の専門的な知識を持っているわけではない素人が書いているので、その点ご注意ください(≡人≡;)
治療につきましては、症状やお医者様の考えによっても異なるかと思います。
あくまで参考程度にお読みください。
男性更年期障害と間違えやすい病気
うつ病
日本産業カウンセラー協会のサイトによると、
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態と考えることもできます。
私たちには自然治癒力という素晴らしい機能が備わっていて、通常はさまざまな不具合を回復へ導いてくれます。私たちは日常生活の中で、時折憂うつな気分を味わいます。不快な出来事によって食欲が落ちることもあります。しかし、脳のエネルギーが欠乏していなければ、自然治癒力によって、時間の経過とともに元気になるのが通常です。時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には生活への支障が大きくなり、「病気」としてとらえることになります。そのため、仕事・家事・勉強など本来の社会的機能がうまく働かなくなり、また人との交際や趣味など日常生活全般にも支障を来すようになります。
『こころの耳(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)より引用』
うつ病と男性更年期障害の症状は似たようなものも多く、お医者様でも見分けることは難しいそうです。
テストステロン(男性ホルモン)値が低い人はうつ病になりやすく、また、うつ病の人はテストステロン値が低い傾向も。うつ病と男性更年期障害が併発している場合もあります。
(↓のブログをお読みいただけると幸いです。)
抗うつ薬の中には男性ホルモンを下げてしまうもの(例えば、スルピリドなど)もあります。
テストステロン(男性ホルモン)補充療法は、軽度のうつ症状には効果が期待できるようですが、重度のうつ症状に対しては効果は半々ぐらいなんだそう。
ただ「死にたい」と願ってしまう希死念慮などが強い場合には、「命」を守るためにもまずはメンタルクリニックでの治療を優先し、その後にメンズヘルス外来(男性更年期外来)のお医者様にご相談をされることがおすすめのようです。
クラインフェルター症候群
最も頻度の高い、男性の性染色体異常。
男性の性染色体は『XY』(女性は XX)ですが、『XXY』などX染色体を多く持ちます。
思春期までは症状があらわれないことが多いのですが、
二次性徴以降、男性ホルモンが欠乏するため、
- 陰茎や精巣が小さい
- 体毛が薄い
- 四肢が細長く、華奢な体つき
など、男性特有の体つきへの成長に影響があらわれたり、
- 筋肉がつきにくい
- 糖尿病
- 骨密度が低い、骨粗鬆症
- 女性化乳房
- 精巣委縮
といった症状があらわれます。
(あらわれる症状、また症状の程度には個人差があります)
また、勃起や射精といった性行為に問題はないのですが、多くの場合、精子が非常に少なかったり、全くいない(無精子症)ので、子どもを希望する場合に不妊治療が必要となります。
男性の約1000人に1人が、クラインフェルター症候群だと考えられていますが、外見上の判断が難しいため気付かれていない場合も多く、不妊治療をきっかけに発見されることも多いようです。
根本的な治療法はないのですが、
男性ホルモンの欠乏が原因であらわれる症状の緩和にテストステロン補充療法が、子どもを望む場合に不妊治療が行われます。
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