前回のブログの続き。
カーマスートラの第7篇に魅力を増す方法・強精剤・精力回復法などが記されており、その材料の中には植物も記されているのですが、、、、
こういった用途にはこれまでどのような植物が使われてきたのだろうか。
気になってしまいました。
というわけで、図書館で「媚薬」に関する本を3冊借りて読んでみました(。・ω・。)o

(参考資料:「媚薬」C・M・エーベリング+C・レッチュ著 西田博美訳
「媚薬の博物誌」立木鷹志 著
「愛のアロマテラピー」マギー・ティスランド著 高山林太郎訳)
不思議な力を秘めた植物(ハーブ)媚薬のすべて。
その歴史、文化から効果・使用法まで神聖なる愛の魔術を明らかにする。媚薬は性欲を増進するだけでなく性的快楽感までも変化させる。本書はそれを「未開人の迷信」として片づけることなくつぶさに語る。
(「媚薬」C・M・エーベリング+C・レッチュ著 西田博美訳
内容紹介より引用させて頂きました)
古今東西、人々を魅惑し、欲望の臨界点に同居しつづける「愛の薬」──。アダムとイブの世界から魔女の塗膏、宮廷の霊薬、仙人の秘薬、江戸の媚薬と性愛学、ドラッグまで、有史以来のさまざまな媚薬の効能とその悲喜劇をつづる、博覧強記の百科全書。
(「媚薬の博物誌」立木鷹志 著
内容紹介より引用させて頂きました)
昔から人間にとって「植物」は身近な存在であり、なくてはならない存在。
食べものや生活を支える道具等として、様々な面で必要とされてきましたが、
植物が持つ特性を活かし、人間の病や傷を治すための薬としても用いられてきました。
植物のどの部分をどう用いれば、薬になるか。
植物が持つ猛毒も、微妙な匙加減でもって上手く使えば優れた薬になります。
長い時間をかけて経験を積み重ね、知識を伝承し研究を重ねながら、「植物」に対する知識が深められていきました。
『媚薬』といわれるものも、植物とのそんな付き合いの中で生まれたようです。
媚薬とは、
性欲の増進・勃起能力の増進・膣の分泌液の増加・オルガスムを延ばす・リラックスさせ精神的抑制を解除する・触覚を敏感にし性感を高める等といった効能があるとされるもの。
(時代や文化圏によって、媚薬の定義は多少異なるようです)
(ちなみに。どちらの本も、様々な文化圏で媚薬や愛の秘薬といわれたものにどういった植物が使われたのか、またどのような状況で使われてきたのかが書いてあり、現代医学における効果効能を調べたようなものではありません)
その地域に育つ植物の種類と文化圏によって異なる媚薬の作り方に驚くのと同時に、多くの文化圏に共通する植物もあり、大変興味深かったです。
かつて媚薬として用いられていた「植物」に、現代の生活の中で取り入れられるようなものはないかな?などと、ゆるーく考えていたのですが、、、、甘かったです。
媚薬とは「心身に変化」を促すもの。
強い効果があるとされたもの(実際の効果効能ではなく、そう伝えられているもの)は使う量や使い方を誤ると命を落としたり、健康に大きな害を与えるようなるものがほとんどでした。
各地の文化を比較するうちに、世界的に媚薬と見なされているものがあることも明らかになった。大麻、多くのナス科有毒植物(マンドラゴラ、ヒヨス、チョウセンアサガオなど)、アルコール、ヨヒンビンを含有する植物(ヨヒンベの樹、ホワイトケブラチョ、インドジャボク、カタラントゥス・ランケウス、アルコルネア・フロリブンダ)、香料・香辛料(バニラ、ショウガ、ニクズク)、ベニテングダケ、月経血などがそれである。
(「媚薬」C・M・エーベリング+C・レッチュ著 より引用させて頂きました)
アルコールと香料・香辛料以外は、素人が手を出してはいけないものである。
(月経血は媚薬として使用する場合は呪術的な意味合いを兼ねて用いたり、相手の食べ物に混ぜたり。健康のために日常で取り入れるようなものではないです)
少しだけ、本に載っていた媚薬といわれるものをあげます。
「媚薬」より引用させて頂きました⇓
〈チベット医学〉
・入浴、香油、滋養のある食べ物は精液の生産を促すため、健康な性生活に役立つ。
・インポテンツに処方され、媚薬としても用いられる治療薬「シンクン」(オオウイキョウの根茎から分泌される樹脂(アサフォエティダ)を集め、精製し、煮て、牛乳を加えたもの)。
〈中国〉
・丹田に直接作用して下半身に性的エネルギーをみなぎらせるお茶(チョウセンニンジン・ショウガ・甘草・ナツメの実を煎じたもの)を一日3回カップ一杯ずつ服用。
・中世の中国知識人層で流行った、長寿を保つ仙薬であり媚薬効果も高いとされた「ハンシ粉」(トリカブト・鍾乳石・カキ殻・種々の薬草)。依存性があり、服用を続けると体に腫瘍ができ、陰嚢も腐り、廃人になった。
〈古代ギリシア〉
ディオニュソスの葡萄酒(葡萄その他の神聖な植物から作った飲み物)を水で割って飲むと、強烈な恍惚感を感じられた。原液のまま飲むと、狂うか死ぬと伝えられている。
葡萄酒にはヒヨス・マンドラゴラ・シロバナヨウシュチョウセンアサガオ・乳香・バルサム・没薬・マジョラム油・キョウチクトウ・クリスマスローズ・アヘンなどが配合されたそうです。
〈古代中東〉
ハーレムの女たちが用いた媚薬「後宮のドロップ」(アヘン・ハシッシュ・大麻の花・チョウジ・麝香・リュウゼンコウ・ココナツ・ニクズク・サフラン・蜂蜜・真珠)。
「媚薬の博物誌」より引用させて頂きました⇓
〈フランス〉
ルイ15世の愛人ポンパドゥール夫人が使用した「霊薬」(マメハンミョウという虫を乾燥・粉末にした生薬)。膀胱や生殖器を刺激することから催淫剤として使われた。使い過ぎると腎臓障害が引き起こされる。
〈日本 江戸時代〉
「長命丸」(阿片・蟾蜍の皮腺から分泌される乳白液(ジキタリスの50倍以上の毒性あり)に丁子・龍脳・麝香などが加えられることも)。外用媚薬で陰茎に塗って使用。誤って飲んでしまった女性が即死した事件もあったよう。
他にも、世界各地の時代時代で作られた媚薬といわれたものが多数記載されていました。
「媚薬」C・M・エーベリング+C・レッチュ著の序文に「なるほど」と思うようなことが書いてありました。
現代医学において、媚薬を検証する場合、科学的に証明できる体の変化(脈拍・血圧・性行為回数の変化など)が重要視され、快感や恍惚感といった主観的な効果は除外されてしまうと。
本を読んでいると、古代はその主観的な効果の方が重要視されていたのかなと思いました。
性的感覚や恍惚感の大きな変化。
そういった「意識」を変化させる植物は、神の植物として尊ばれ、宗教的な儀式で用いられた他、オルガスムと神秘体験を同時に得られる「聖なる媚薬」と考えられていたようです。
とはいえ。
現代日本において大麻やアヘンといった違法薬物の使用は絶対ダメです。
媚薬としての効果以上に心身の健康に大きいどころではない害を与えます。
チョウセンアサガオやテングダケなどについても、厚生労働省の自然毒のリスクプロファイルページにて注意が促されています。
歴史上で有名な媚薬(といわれるもの)は幾つかあるようですが、現代まで残っていないのは、重大な健康被害や死に至るリスクの高さなど、それなりの理由があるのだと思っています。
「現代の生活に取り入れられるような媚薬はないのだろうか」と考えた時に。
世界的に媚薬とみなされているものの中にあった香辛料・香料は取り入れられるのではないだろうかと思いました。
(アルコールについては、気持ちをリラックスさせるような効果は期待できますが、飲み過ぎると逆に性機能が低下することはご存知だと思います)
あとは、栄養価の高い「食べ物」。
昔は滋養のある食べ物も媚薬とされていました。
長くなってしまったので、次回のブログに書きたいと思います。
最後に。
余談でありますが、最初に書いたカーマ・スートラに記されている秘法を少しだけ抜粋。
情人の歓心を得る方法
「ダットゥーラカ(白いの毒茄子)、黒胡椒及び長胡椒の粉末を蜜で混じて陰茎に塗布するとき、性交に効果がある。」
「ヴァヂラ・スヌヒー(沢漆の一種)の根を粉砕し、赤砒素及び硫黄の粉末と混じ、七度乾燥して粉末となし、蜜と混じて陰茎に塗布するとき、性交に効果がある。」強精剤
「ウッチァター(蒜の一種)の球根、チァヴィヤー(胡椒の一種)及び甘草を、砂糖を入れた牛乳で(煎じて)飲めば、精力を増す。」
「牡羊及牡山羊の睾丸を牛乳で煮て、砂糖を混じて飲めば、強精に効果がある。」陰茎を大きくする方法
「樹上に棲む虫の刺毛で男根を擦り、十夜の間油を擦りこみ、再び虫の刺毛で擦り、更に油を擦りこむ。このようにして、男根が腫れ上がったとき、寝台に俯いて臥せ、その孔から男根を垂れさすべきである。その際、冷たい薬液で痛みを鎮め、漸次に男根を大きくすべきである。」(完訳カーマ・スートラ ヴァーツヤーヤナ 岩本 裕訳著)
カーマ・スートラに関する解説本を何冊か読んだのですが、虫を使い陰茎を腫れさせることで陰茎を大きくするこの方法について、書いている方も多く。
私もかなりインパクトがある方法だなと思いました∑(O_O;)
ちなみに、本にはその道に熟練した人から教わるようにとの注意書きが書かれています。
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