サロンからのお知らせ

2020年もよろしくお願いいたします♪

皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中はたくさんのご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
2020年も皆様にとって素晴らしい年でありますよう、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

SASARAEの今年の目標は2つ。
『ブログ』を書くこと。お伝えすること。
昨年は思ったようにブログが書けなかったのですが(´っω・`。) 、実はお伝えしたいことがたくさんありました。
勉強会に参加して知った興味深かったこと、図書館や本屋さんをブラリしていて面白かった本(思わず買ってしまい、サロンの本棚に置いてしまった本も(笑))などなど。
本が好きな方や、たまたまその話題になった方と、大いにに盛り上がったりもしたのですが、その盛り上がり具合からしても(笑)、やはりそういうことは多くの方にお伝えできたらいいなぁと。
なので、今年は気持ちが動かされたことをたくさんブログに書きたいと思いますヾ(*´∀`*)ノ

というわけで、今年は『初詣』の話から♪

元旦に『本所一ツ目弁才天 江島杉山神社』を参拝してきました。
最寄り駅は両国駅(外からですが、相撲部屋を初めて見ました(笑))。


ご祭神は、市杵島比売命(弁財天)杉山和一総検校
ご利益は、福徳円満・芸能上達・学業成就・鍼灸按学術上達

ご由緒

当社は神奈川県藤沢市江島神社の弁財天の御分霊をお祀りしている。
弁財天を深く信仰した杉山和一は武家の生まれで幼くして病により失明し、身を立てるために鍼術を志す。
江戸の山瀬琢一に入門するも、技術が向上せず師の下を破門される。
しかし目の不自由な自分が生きるために何かを成さねばならぬと江ノ島弁天の岩屋に籠り断食修行を行う。
満願の日、大きな石につまづき倒れてしまうが、何か足に刺さる物があり手に取ってみると筒状になった椎の葉に松葉が包まっていた。
「いくら細い鍼でも管に入れて使えば、盲人の私でも容易く打つことができる」
こうして現代の鍼術の主流となっている「管鍼術」を授かったのである。
躓いた石は「福石」として本社江島神社に祀られている。
その後京都の入江豊明の下で更に鍼術を学び、江戸で開業すると鍼の名人として有名となった。
この和一の名声を聞いた五代将軍徳川綱吉が、和一を「扶持検校」として召し抱え、日夜自身の治療にあたらせた。
六十一歳で盲人最高位の役職に就き「鍼治講習所」を開いた。
多くの弟子に鍼・按摩技術を教育し職業の確立を進めた、世界初の盲人教育の場である。
綱吉公の難病を治療・回復させた功により和一が八十三歳の時、何か欲しい物はないかという綱吉公の問いかけに「ただ一つ目が欲しゅうございます」と答え、元禄六年六月十八日、当地本所一ツ目に総録屋敷の領地を賜わり、また老いてもなお江ノ島への月参りを続ける和一の身を案じ、江ノ島弁財天を当地に勧請して祀ることを許され、翌年には荘厳な社殿が建立された。
たちまち「本所一ツ目弁天社」と呼ばれ名所になり、江戸庶民の信仰を集めた。
翌元禄七年五月十八日杉山和一 八十五歳没。
明治四年 当道座組織が廃止され総録屋敷も没収されるが、当社は綱吉公が古跡並の扱いとしていたため残され、社名も江島神社となる。
明治二十三年四月杉山和一霊牌所即明庵も再興し、境内に杉山神社を創祀。
震災戦災により二つの社殿は焼失するが、昭和二十七年に合祀し江島杉山神社となる。

ホームページより引用させて頂きました)

大きくはないのですが、アットホームな雰囲気で、
日本三大弁財天の一つ「江島神社」の岩屋を模した岩屋があったり、銭洗いをすることもできる珍しい神社さんです(*´▽`)

こちらでお祀りされている『杉山和一総検校』
参拝した際に初めて知ったのですが、↑の由緒書にあるような、とんでもないサクセスストーリーの持ち主。

武家の長男に生まれながらも病により失明し家督を弟に。
鍼術を学ぶも、不器用さや物覚えの悪さから、22歳の時に師から『破門』。

その後、

石につまづき転び、筒状になった椎の葉に入った松葉が足に刺さった経験から『管鍼法』を考案。
(管鍼法は、それまでの鍼の打ち方より痛みが少なく、以降、日本では主流の打ち方となっています。)

更に京都で鍼術への学びを重ね、江戸で開業すると、鍼の名医として大評判に。

名声を聞いた将軍徳川綱吉からも声がかかり、治療を行ったり(こちらの神社さんのある土地は、将軍から杉山和一におくられた土地)、
世界でも早い段階での、視覚障碍者のための教育施設を作ったり(多くの優秀な鍼師を排出)、
盲人の役職として最高位の『検校』まで出世したり(最終的には総検校に)!

破門された時には「のろま」などと言われていたそうですが、その後のたゆまぬ努力と発想の転換から、大出世(((ノ*゚∀゚)ノ゙ 

ビジネスパーソンにもおすすめの神社さんかと思います♪

私自身は、「鍼灸按学術上達」という神社さんの中でも珍しいご利益に、
鍼灸治療とアロマトリートメントは異なりますが、同じく、お客様の大切な身体を預かり、触れる者として、
技術の上達とお客様に愛されるアロマサロンになれるよう努力を続けることを願って参りました(*´-`*)

岩屋↓

中には、宇賀神像・宗像三女神像・杉山和一総検校像が、それぞれ3か所にお祀りされており、弁財天のお使いといわれる白蛇の形代(社務所で頂ける、手のひらに乗る小さいサイズの白蛇で可愛いです)をお供えすることができます。
白蛇ちゃんをお供えするって初めてだなぁなんて軽く中に入ったのですが、想像以上に荘厳な雰囲気に気持ちがシュッと(・ω・´)ゝ。



巳の日限定で頂ける『巳成金(みなるかね)』という小判の形をしたお守り(令和2年1月1日~7日までは毎日授与)。
巳成金が描かれた限定御朱印。
八臂弁財天のお持ちものが描かれた御朱印帳。
どれもステキでした♪