男性ホルモンと男性更年期

なかなかとれない慢性的なダルイ疲れ、、副腎の疲れが原因かもしれません。

今回は副腎疲労について書いていきたいと思います。

Contents

副腎疲労とは

副腎疲労とは言葉の通り、副腎が疲れてしまうことです。

若返りのホルモン「DHEA」♪今回は「若返りのホルモン」とも呼ばれ、国内外で注目を浴びている「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」について書きたいと思います♪ ...
若返りのホルモン「DHEA」♪(DHEAと男性ホルモン)以前、若返りのホルモン・長寿のホルモンとして紹介したDHEAですが、 https://sasaraeotoko.com/?p=23...

(「若返りのホルモン「DHEA」♪」の記事も併せて読んでいただけると、わかりやすいかもしれません♪)
私達はストレスを感じると、副腎でストレスに対処するためのホルモンが作られます
ですが、長期的に過度なストレスがかかると、副腎はガンバってガンバってホルモンを作り続けて、 「もうホルモンを作ることが出来ないよー!」とヘトヘトの状態になってしまうのです。
副腎の働きが著しく低下してしまい、それが原因となって引き起こされる様々な症状のことを副腎疲労症候群といいます。
深刻な場合になると、起き上がれなくなってしまうなんてことも(泣)

副腎疲労症候群の症状チェック!

  1. 慢性的に眠く、眠っても疲労が解消されない
  2. 朝、起きるのがつらい
  3. 午後2〜4時ぐらいの間に特に疲れを感じる
  4. カフェインを含む飲み物がないと目が覚めない。やる気が出ない。
  5. アレルギー症状が悪化した
  6. 鼻炎・喘息が悪化した
  7. 塩分や糖分の濃いものを無性に欲する
  8. 毎日、お酒を飲まずにはいられない
  9. 体重が増加し、特にお腹まわりやお尻に脂肪がついてきた
  10. 抜け毛が多くなり、髪の毛が薄くなってきた
  11. 風邪を引くとなかなか治らず、咳が数週間続くことがある
  12. 慢性便秘だ
  13. 冷え性である
  14. 腕や顔にシミが出てきた
  15. 関節が痛む
  16. くるぶしがむくみやすい。特に夕方にむくみがひどくなる
  17. PMS(月経前症候群)や更年期障害がひどくなった
  18. 座った状態や、横になった姿勢から急に立ち上がると、立ちくらみやめまいがする
  19. 午後11時過ぎに元気になる
  20. 性欲が著しく低下した
  21. 眠りについても3時間ぐらいで目が覚めてしまい、その後なかなか眠れない
  22. 疲れているのに、寝つきが悪い
  23. ちょっとしたことでイライラして、ヒステリーを起こすことがある
  24. プレッシャーをかけられると、思考が混乱する
  25. 集中力がなくなり、記憶力が悪くなった
  26. 何もかも嫌になることがある
  27. 気分が落ち込みやすい

「医者も知らないアドレナル・ファティーグ」ジェームズ・L・ウィルソン著、本間良子訳、本間龍介監修 より引用 

当てはまる項目が多かった方は要注意。。
副腎疲労症候群の中でも特に多いのは、寝てもとれない慢性的なだるい疲れなんだそう。

副腎疲労の原因

 副腎が疲れてしまう大きな原因の一つはストレス
長期的に過度なストレスがかかると、副腎はコルチゾールを大量にひたすら作り続けなくてはなりません。
本来ならば、コルチゾールとほぼ同時に分泌され、コルチゾールの働きを抑えつつ、適切な分泌量に戻す役割を持つDHEAも(コルチゾールとDHEAの分泌量はだいたい1:1)、DHEAを作るための材料がコルチゾールの製造に使われてしまい、分泌量が段々と減少、終いには作られなくなってしまうのです。

身体を酸化させてしまうコルチゾールはバンバン作られているのに、それを止める抗酸化ホルモン(若返りホルモン)DHEAは作られなくなってしまう。
身体はどんどん酸化し、それが原因で老化が進んでしまうのです。
加えて、年を重ねるとコルチゾールの分泌量は変わらないのに、DHEAの分泌量自体が減ってきてしまいます。
若い時はストレスを感じてコルチゾールが大量に分泌されても、すぐに元の値に戻ったのに、年を重ねるとなかなか元に戻りづらくなり、更に酸化(老化)が進んでしまうのです。

また、身体を興奮させ戦闘モードにするコルチゾールは、昼間は盛んに分泌され、夜は減少するという、本来は一日の分泌量に波があるのですが、
過度なストレスがあると、夜もコルチゾールが盛んに分泌され、休息時間であるはずなのに身体は興奮状態。疲れをとることが出来なくなってしまうのです。

更に、

DHEAを作る材料を使ってコルチゾールを作り続けても、ストレス状態は続いている。
そうなると、最終的には副腎は疲れ切り、コルチゾールを作るチカラすらなくなってしまいます。
コルチゾールは大量に作られると、活性酸素を発生させ身体を錆びさせる原因にもなるため、悪いイメージを持たれがちですが、通常の分泌量であれば、必要不可欠な存在
やる気を出したり、必要なエネルギーを必要な時に使えるようタンパク質や糖質、脂質のコントロールをしたり、抗炎症物質でもあるので筋肉や皮膚の炎症を回復させたり。。
そのコルチゾールが作られなくなってしまうと、無気力になってしまうなど「うつ」に似たような症状が出たり、炎症を抑えるチカラが低下して、アレルギー症状が出てしまったり、、、ついにはベットから起き上がることも出来なくなってしまうという重い症状がでてしまうこともあります。

副腎疲労は性ホルモンにも大きな関わりがあります。
以前書いた通りDHEAは男性ホルモン・女性ホルモンの元になるホルモン。
そのホルモンが作られなくなったり、減ってしまえば、体内の性ホルモンも減少してしまうのです。

若い時にがむしゃらに仕事をしてきた男性は、長年のストレスによりコルチゾールが出やすい状態。なおかつ40〜60代の男性はストレスが多いのに反して、ストレス耐性が落ちやすくもなっています。
心身の不調や更年期障害が発症してしまったり、また症状が重くなってしまう原因の一つには副腎疲労もあるかもしれません。。

次は、副腎疲労を予防したり、症状を軽減するためには、どんな方法があるかを書きたいと思います。
チェック項目に当てはまるものが多かった方は、是非読んでみてください。

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