日々いろいろ

『香りの器 高砂コレクション展』に行ってきました

3月のスケジュールをアップしました。
カレンダー > 2021-03 – アロマサロン SASARAE

スケジュールは勉強会等により変更される場合がございます。
(☆の日はご新規様WelcomeDay
ご新規様は初回料金より6000円引きの90分 13000円、120分 16000円でご案内させていただきます。)
引き続き、一日のご案内人数を一名様、もしくはお客様とお客様の間の時間が十分にとれる場合に限り二名様までとさせて頂きます。

先日、パナソニック汐留美術館で開催中の
香りの器 高砂コレクション』展に行ってきました。

老舗香料メーカーである高砂香料工業株式会社さんが収集してきた「香り」にかかわるコレクションの数々。とても煌びやかでした♪(一部撮影可能)

美術展の始まりは古代に使われていた香油壺から。
人と香りの歴史は長く、紀元前3000年頃には香り(芳香植物など)を神様に捧げていた記録が残っています。
芳香植物をオイルなどに浸して香りを移した香油の器として、始めは土器や陶器などで作られていた香油壺(紀元前6~7世紀に使われていた香油壺がのデザインがまた素敵なんです)が用いられていましたが、
古代オリエントでガラスが発明されるとガラス製の容器が香りの器として主流になっていきます。(土製の場合、油分がしみ出してきてしまうこともあったため、油分がしみださず、また美しいガラス製の器は重宝されたのです)

古代オリエントのガラス製香油瓶が展示されていましたが、表面がオーロラのように輝いていてとても綺麗♪
面白いことに、作った当時はこの輝きはなく、長い時間をかけて科学変化が起こり、この輝きが生まれたそうです。
ガラスの香油瓶の中には、現代でも再現が難しい技術を用いて作られたものも!
続いて展示されるのは、
マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ボヘミアン・ガラス、バカラ、、、
美しいデザイン、様々な色や形の香水瓶たち。
(ボヘミアン・ガラスの香水瓶↓)

(香水瓶ケース↓)

(ドーム兄弟 香水瓶↓)

(ロイヤルコペンハーゲン すみれ文香水瓶↓)

(マイセン 色絵雅宴文香水瓶↓)

個人的には、クリスチャン・ディオール社の、ディオールの愛犬をモデルにしたバカラの香水瓶が可愛かったのでお気に入り(笑)

日本の香りでは、海外の香水瓶とはまた異なる美しさを持つ様々な香道具に、雅だなぁとうっとり。豪華絢爛な蒔絵の香箱は見ていて飽きないです。
香水として香りをつける文化とお香として香りを焚きしめる文化。
その違いが興味深い。
香りの器としてはどちらも職人技が光る美しいもので、やはり気持ちをガラリと変えてくれる極上の『香り』は特別な器に、という思いもあったのでしょうか。

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