先月のことではありますが、茨城県行方市にある西蓮寺で銀杏の黄葉を楽しんだ後に、
久しぶりに『常陸国風土記ゆかりの地巡り』をしてきました(ර⍵ර)✧
常陸国風土記は奈良時代に編纂された常陸国(現在の茨城県辺り)の地誌。
当時の景色やその土地の特産物、その土地に伝わる伝承などが書かれていて、千年以上前の茨城県の様子を垣間見ることができるのが面白いです。
茨城県の祖母に会いに行く時に、常陸国風土記の遺称地もポチポチ巡っているのですが、今回も幾つか行くことが出来たので備忘録も兼ねて書きたいと思います。
夜刀神社
夜刀神説話
常陸国風土記 行方郡の章には、姿を見ると一族は滅び子孫が絶えると書かれる、頭に角のある蛇の姿をした祟り神「夜刀神」の話がでてきます。
常陸国風土記に書かれている夜刀神説話について簡単に書くと、
『継体天皇の時代(507年?~531年?)に、箭括氏(やはずのうじ)麻多智(またち)という人が、郡役所の西にある谷の葦原を開墾して田を作ったところ、夜刀神が群れをなしてやってきて、田の耕作を妨害した。
麻多智は大層怒って武装し、夜刀神を打ち殺しながら、山の登り口まで追い払って境界を作り、「ここから上は神の土地であることを許す。下は人が田の耕作をする。私が神職となり、永久に神を敬い祀るので、どうか祟らないでくれ、恨まないでくれ」と夜刀神に告げ、社を作った。麻多智の子孫が今に至るまで祀っている。
その後、孝徳天皇の時代(645年~654年)に壬生連麿(みぶのむらじまろ)という人が、谷の池に堤を築こうとすると、夜刀神が池の周囲にある椎の木に上り集まって、いつまでもいなくならない。
そこで壬生連麿が「池に堤を築くのは民の生活のためである。どこの神が、天皇の命令に従わないのか」と大きな声で叫んで、部下にすべて打ち殺せと命じると、神蛇は逃げ隠れた。
この池は今は「椎井の池」といわれていて、池にある椎の木の根元から清水が湧いている場所があり、そこからそういう名前がついた。』
というお話です。
神様に勝って土地を得たという伝承話ですが、夜刀神説話に関しての考察は諸説あり、夜刀神は土地の先住民を示しているという考察や水害との戦いをあらわしているという考察もあるようです。

行き方
その夜刀神を祀る夜刀神社が「天龍山愛宕神社」の境内にあります。
参拝された方のブログをみると「行方市 泉配水場」を場所の目印にするとわかりやすそうだったので、Googleマップで検索して向かいました。
泉配水場の近くに「愛宕神社・夜刀神社」への案内看板があったので、そこからは迷わずに行けました。

椎井池
駐車場のすぐ側には、夜刀神説話にでてきた「椎井池」と伝わる鳥居のある池があり、その横にはお社へ続く道があります。

(椎井池)

鳥居の奥の石の囲いの中ではなく、写真↑左上の木の根元から水がポコポコと湧いていました。(Instagramに椎井池の動画をアップしたので、ご興味がありましたら。目印は夜刀神社の御朱印です)

水深は浅く、水は透明で綺麗!
1000年以上、水が湧き続けているのかなと思うと、なんだかすごいなと思います。
池を挟んだ向こう側には小さな像があります。

彫刻家 宮路久子さん作の、夜刀神説話にでてくる「壬生連麿」像です↓

実は、神社の駐車場に着いた際、参拝帰りであろう人がいました。
「常陸国風土記好き仲間だ」と勝手に心の中でニヤリとしていたのですが、、、
その方が声を掛けてくださり、お話をしていたところ、自分はこちらの場所と関わりがあるので、よかったら案内しましょうかと言ってくださいました。
てっきり行方市にお勤めされている方か研究者さんなのかなと思っていたら、この像を作った者ですと。
!!!!!!∑(゚Д゚)
まさかの彫刻家 宮路久子さんでした。
たまたまお仕事の関係でいらっしゃったそうで、夜刀神説話や「壬生連麿」像の制作秘話を伺うことができ、大感激!
すごく親切でしたし優しい方でした(´;ω;`)
ちなみに、前回の常陸国風土記ゆかりの地巡りで行った玉清井神社にあったヤマトタケルノミコト像を作ったのも宮路久子さんです。
行方市の常陸国風土記 遺称地の幾つかには宮路久子さんの作品が設置されているとのこと。
宮路久子さんの作品を鑑賞するという楽しみも増えました♪
天龍山愛宕神社(夜刀神社)
駐車場から参道を上っていくと、

愛宕神社と、右奥に夜刀神社があります。

愛宕神社は箭括氏麻多智が作ったお社の後身なのだそうですが、愛宕神社に関するWikipediaをみると、以前は現在地から南へ200m隔たった場所に鎮座していたとの記載がありました。
(夜刀神社)

今となっては、はっきりとした場所はわかりませんが、
この辺りが夜刀神説話の舞台であり、そういった歴史のもと、土地を拓いて人が住んできたんだなぁとしみじみ。
御朱印
夜刀神社に社務所はありませんが、車で約20分の場所にある茨城県小美玉市の素鵞神社さんで御朱印をいただくことができます。
(巳年限定 夜刀神社 切り絵風御朱印)

通常御朱印は次の記事の↓、素鵞神社の御朱印と一緒に載せてます。
夜刀神社を参拝した後は、常陸国風土記ゆかりの地である「大宮神社」を参拝しました。
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