日々いろいろ

紅葉の時期にもおすすめ♪SLと日本の絶景『夢の吊り橋』(大井川鐵道でいく電車旅①)

9月末に3連休を頂き、静岡県に行ってきました。
以前、母が大病を患ってから(現在は元気です♪)、毎年家族で集まって旅行に行くのが恒例のイベントとなっています(*´ェ`*)
今回は家族が見たTV番組をきっかけに『秘境と絶景と、SLにも乗っちゃおう』旅に決定!
静岡県の『大井川鐵道』を満喫してきました。

Contents

大井川鐡道

大井川鐵道とは、

大正14年3月、大井川鐵道は大井川上流部の電源開発と森林資源の輸送を目的として創立されました。
昭和6年に金谷〜千頭間が全通。
それまでのイカダと船、峠越えの馬、徒歩以外に交通手段のなかったこの地域の生活を一変させました。
以降、昭和34年には中部電力所有の専用軌道を移管し井川線(南アルプスあぷとライン)の運行を開始。
昭和51年には全国でいち早くSLの復活運転を実施し、観光鉄道として全国的な知名度を獲得します。
平成26年からアジアで初めての「きかんしゃトーマス号」を運行開始。
これまでに培った蒸気機関車の運行技術と世界的な人気キャラクターによる夢のコラボレーションを実現しました。
蒸気機関車という日本の産業遺産を維持・継承する使命と、また地域の交通手段として、今後も挑戦を続けていきます。

大井川鐵道ホームページより引用

路線図がこちら↓


大井川本線と井川線(南アルプスあぷとライン)からなります。

スケジュール

今回、スケジュールを決めるうえで最も苦労したのが電車の時間(ノД`)
せっかくなので、終点『井川駅』まで行きたいと思ったのですが、電車の本数が多くないので、途中下車をしての観光も考えると、、、、
本当、時刻表を片手に悩みました~(笑)

最終的なスケジュールがこちら↓
乗り物の出発時刻などは私が行った時のものですので、変更になる場合や曜日によっても異なるかもしれませんが、
もし大井川鐵道乗りたいなぁ!と思った方がいたら、参考にして頂けると幸いです♪

きっぷについて

まずはSLの切符について。
SLの乗車券は全席座席指定の事前予約制
です。
(当日も空きがあれば購入できるようですが、空いているお席になってしまうので、何人かで行く場合は事前予約が絶対オススメです。)
SL急行料金として大人一名 820円(こちらはSLに乗るための料金なので運賃が別途かかります)。
ホームページの運行スケジュール・空席状況をチェックし、メールか電話にて予約します。

私は、予約がギリギリになってしまい、ホームページを確認したところ、残席わずかの直接電話受付のみとの表示ヽ(゚Д゚;)ノ!!
慌てて電話をしたところ、まだ大丈夫とのことで無事予約できました。
あぶなかった(笑)

SLの乗車駅は『新金谷駅』なのですが、乗車券の発券は『金谷駅』で発券されるとのこと。(新金谷駅に電車で行くためには、金谷駅で大井川本線に乗り換えます。)

金谷駅では、SLの乗車券の他に、『大井川周遊きっぷ』も購入することができます。
『大井川周遊きっぷ』は、大井川本線+井川線(あぷとライン)に加え、寸又峡線バスや閑蔵線バスも乗り降り自由なフリー切符♪
お値段は、2日間で大人一名 4900円、3日間で5900円。
途中下車し、色々観光したい方はこちらのフリー切符が断然オススメです!

(↓SLのチケットは4枚それぞれ、写真が異なりました♪
どれが欲しいかで家族会議(笑))

(↑SLの乗車券及び周遊きっぷは、消費税率引き上げのため10月よりお値段が少し上がったので、記載した料金と写真の料金が異なっています)

金谷駅の大井川本線への乗り換え口は案内もでているためわかりやすかったのですが、なにぶん改札が小さく。
金谷駅到着が10時52分、そこから新金谷駅行きの電車の出発が11時4分と、乗り換え時間が12分間だったのですが、
改札窓口で駅員さんを通してのSL乗車券&大井川周遊きっぷの購入・発券となるため、確認や質問をされる方も多く、並んでいる際に間に合うかちょっとハラハラしてしまいました。
次の新金谷駅行きの電車でもSLの出発時間には間に合うのですが、SLの出発駅である新金谷駅の売店は、たくさん観光客がいる場合、グッズやお弁当を購入するのに時間がかかるので、ゆっくり見たい方は早めの到着がオススメです♪
SL乗車券&周遊きっぷは、他に新金谷駅、千頭駅でも購入が可能です

SL乗車

千頭方面行きのSL始発駅『新金谷』駅




駅前の『プラザロコ』では、大井川鐵道限定グッズお弁当などを購入できる他、
奥の『ロコミュージアム』では古いSLや駅舎が展示されており、実際に展示されているSLに乗り込むこともできます♪
(大井川鐵道限定グッズは機関車トーマスものが多く、ファンの方や好きなお子様にはたまらないかもしれません╰(*゚x゚*)╯)

私が到着したのは11時過ぎだったのですが、お弁当は売り切れてしまったものがあったり、また残っているものも数が少ない状態!
レジも大行列で、慌てて購入したのですが、どうやら団体さんのフリータイムと重なっていたよう。
少し経つと団体さんは駅前の集合場所へ去り、お店の中は人が少ない状態に。
ツアーでSLに乗る方も結構多いようです。


間近で見るSL、、、かっこいいなぁ!!

中はレトロな雰囲気♪
もちろんエアコンなどなく、窓の開け閉めと天井の扇風機で温度調節している感じです。
風が涼しく、快適でした。
ボックス席はちょっと狭めの4人席(男性4人は厳しいかもです)



車内では『SLおじさん』と呼ばれる車掌さんが、子どもから大人まで知っているような曲をハーモニカで演奏してくださり、より雰囲気を盛り上げてくれます♪

『昭和復刻弁当シリーズ 大井川ふるさと弁当(大井川鐵道オリジナルSL絵葉書付き)』


おにぎりが大きめで結構ボリュームありです!
SL車内限定グッズの販売もあり、「SL動輪焼き」という厚さ5㎝ものあんこがはさまるお菓子を狙っていたのですが、お腹がいっぱい過ぎて食べれませんでした(;’∀’)
限定グッズには、アラーム音が汽笛の生音という『SL目覚まし時計』もあり、
夜、旅館の部屋で寛いでいる時に母が
「買えばよかったなぁ。明日の朝、汽笛で起きたかったわぁ!」
と言い出して、皆で後悔(笑)
大井川鐵道限定グッズは、静岡駅などでは取り扱っておらず、大井川鐵道沿線の大きめな駅などでしか買えないので、後悔しないよう気を付けてください(笑)

車窓から。



余談ではありますが、
お隣りの席は、60歳前後の男性がお一人旅。
車窓を楽しそうに眺める姿が、最高にかっこよく、とても印象に残っています(〃゚3゚〃)
ああいう男性、すごくいいですっ♪

終点の千頭駅では、機関車トーマスのお友達が(トーマスはいませんでした)

結構な迫力があり、思わず写真を撮ってしまいました!(ハロウィン飾りバージョン)
走っているところを見たら、お子様は大興奮だろうなぁ、、そして私も見てみたい(笑)

寸又峡温泉(世界の徒歩吊り橋ベスト10『夢の吊り橋』)

千頭駅からバスに乗り換え(駅の目の前がバス停です)、揺られること約30分。
寸又峡温泉第3駐車場に到着です♪

寸又峡ほっとステーションより引用させて頂きました)
せっかくなので、森林浴のできる外森山ハイキングコースを経由して夢の吊り橋に向かおうと思ったのですが、

恐らく矢印の道がハイキングコースの道。
「これは、、、本当に山を行く道、、な気がする、、、」
時刻が14時過ぎだったこともあり、ここから吊り橋に行き、旅館に着く時間も考え、結局温泉街を抜けて吊り橋に向かう道に変更しました。

温泉街には可愛い雑貨屋さん兼カフェも♪

晴耕雨読』さん。
少し離れた場所もう一つ店舗があり、そちらではハンモックカフェや足湯なんかもやっているようです(私が行った時は残念ながらそちらの店舗はお休みでした(´;ω;`))

途中、外森神社に参拝。


「うっわぁ。。。」
と、上まで続く階段に怯みつつも、ハイキングコースは諦めたのだからせめて参拝は、と頑張りました(笑)
階段を登ったところには、天狗伝説の残る『落ちない大石』があり、合格祈願でいらっしゃる方も多いよう。



参拝をすませたら、再び夢の吊り橋へ向かう道へ。

ここで注意点!
夢の吊り橋に向かう『寸又峡プロムナードコース』には外灯がありません。
案内看板にも書いてありますが、向かう時間には要注意です。

道すがらに見る山々の美しさといったら。。。


ようやく見えてきた『夢の吊り橋』♪

エメラルドグリーンの湖上にかかるこちらの吊り橋は
『死ぬまでに渡りたい 世界の徒歩吊り橋ベスト10』
に選ばれています♪ヽ(o’∀`o)ノ

道から階段を下っていくと、


絶景!!!(((o(*゚∀゚*)o)))
エメラルドグリーンの湖上にかかるつり橋はとても幻想的♪

先頭で渡り始めたのですが、思ったより橋が揺れ、完全に腰が引けてしまい、足はガクガクでした(笑)

以前、スリルや冒険は男性ホルモンを増やすことをブログで書きましたが、夢の吊り橋もスリル満点(笑)

「挑戦」が男性ホルモンを増やすのです♪男性ホルモンのメインともいえる「テストステロン」。 男性からしてみれば、「男性力」を強めるテストステロンを大量にばんばん分泌したいっ!...

ちなみに『11人以上の通行は危険です』とのこと。。

吊り橋を渡る前にはこのような案内看板↓もあったりしたのですが、、

急な登り階段がこちら。


304段!((;゚Д゚))(笑)
多いのか少ないのか判断しかねるのですが、段数が書いてあると覚悟が決まる感じが。


飛龍橋↓

紅葉やGWなどで混んでいる時期は、私が行った順番(夢の吊り橋→急な坂→飛龍橋)での一方通行になるようです。
(私が行った時は空いている時期だったので、飛龍橋→夢の吊り橋と逆方向に歩く方も)

飛龍橋を渡って温泉街に戻る道の途中からの夢の吊り橋。

寸又峡プロムナードコースにはトンネルもあり、
温泉街に戻る時はやや日が暮れてきて、ちょっと怖かったです。


今はもっと陽が落ちる時間が早いので、
素敵な絶景を安全に楽しむためにもお時間には気を付けてくださいね(=`ェ´=;)ゞ

寸又峡温泉第3駐車場を吊り橋に向けて出発したのが14時ちょっと過ぎ。
途中、外森神社を参拝し、夢の吊り橋、飛龍橋とぐるりと回って、温泉街には16時30分頃には戻ってこれました♪

旅館では、温泉を満喫p(*゚v゚`*)q
寸又峡温泉のお湯はとろりとした感触♪
『美女作りの湯』!?とのことなので、しっかり浸かってきました!

寸又峡温泉は「美女作りの湯」
南アルプスの麓から湧き出す良質な温泉です。
泉質は、硫化水素系・単純硫黄泉で、湯上がりの肌のつるつるすべすべとした感じが特徴です。
その効用から「美女づくりの湯」として知られており、切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病などに良いと言われています。
また、満点の星空を眺めながらの露天風呂は格別で、日頃のストレスもすっかり解消してくれます。
(寸又峡ほっとステーションより引用)

温泉からでた後は、お肌がすべすべ、夜もぐっすりでした♪

長くなってしまいましたが、1日目は以上となります(o≧∀≦o)ノ゙
SLももちろんですが、寸又峡は長期のお休みや紅葉の時期、かなり混むようです。
(寸又峡には車でも行けます)
ですが、、、、紅葉の中の吊り橋、絶景そう~♪

そして、2日目は更に『秘境』度アップ(笑)の絶景旅。
アップを楽しみにしていてくださいね~(・ω・*)