男性ホルモンと男性更年期

男性更年期の勉強⑤(男性更年期と漢方)

先日書いた、

男性更年期の勉強④9月の連休に、日本メンズヘルス医学会の学会がオンライン開催されたので、 今年もそーっと拝聴しました(●☌◡☌●) (ちゃんと申し込み...

の続きです♪
私は医療従事者ではありません。あくまで私の感想であり、尚且つ、もしかしたら間違った認識で聴いているかもしれないので、気になった方はお医者様や専門機関にご相談ください。

男性更年期障害の治療法について以前にブログを書きましたが、

男性更年期の勉強②(男性更年期障害の治療法)男性更年期の勉強の続きです。 https://sasaraeotoko.com/?p=3740 前回も書きましたが、 ...

お客様に、
「男性更年期障害は気になるのだけれど、ホルモン補充療法は抵抗がある。
漢方治療から始めてみたいのだけれど、、、どこかクリニック知らない?」
と聞かれることもあり、漢方治療に興味を持っている方が多いのかなと思うこの頃。
(ごめんなさい、わからないです。メンズヘルス医学会のメンズヘルス外来一覧ページで、診療内容に漢方と書かれているクリニックさんもあるので、気になる方は見てみてください(*ฅ́˘ฅ̀*))

そして、男性更年期障害の治療方法としても漢方は注目されているのかな?と思いました。
男性更年期障害の症状は、人によって異なります。
体力の低下・疲労感・めまい・多汗・イライラ・やる気の低下・性欲低下などなど。
ホルモン補充療法と併せて、東洋医学的な治療を行うことで
より個人の症状に合わせた治療が行えるのではないかということでした。

(西洋医学は、薬や手術などで、身体の悪い部分や原因に直接アプローチ。
東洋医学は、心身のバランスを診ながら、身体の内側からアプローチ。
どちらがいいとかではなく、アプローチの方法が異なります。
日常の健康の維持や検査をしてもはっきりとした原因のわからない不定愁訴には東洋医学でのアプローチがおすすめでしょうし、健康診断や病気になった時のアプローチには西洋医学でのアプローチが欠かせないないでしょうし。
西洋医学と東洋医学を併用することで、より心身を健やかな状態に保つことができます。)

東洋医学では、体は「気」(生命エネルギー)・「血」(いわゆる血液のこと)・「水」(リンパ液などの体液)から構成されており、それらがバランスよく巡っている状態が健康と考えられています。

それぞれは影響しあっているので、どれか1つでも過不足があったり、滞ったりすると、心身に不調を感じます。
(気になる方は、ネットで「漢方 体質チェック」などで検索すると、簡単な体質チェックシートなどがでてきます)

男性は、「気虚」「脾虚」「腎虚」が多いそうです。
簡単にいうと、虚とは不足しているということで、
気虚とは身体を動かすためのエネルギーが不足している状態。
すぐに疲れてしまう、疲れがとれない、冷え症、食欲がない、風邪が長引きやすい、
といった症状があります。
脾虚とは、胃腸の機能が低下してしまい、食べてもエネルギーを十分に作れない状態。
お腹が張る、胃腸の調子が悪い、体がだるいといった症状があります。
腎虚とは、

漢方では、成長・発育・生殖などに関わる泌尿器・生殖器・腎臓などの機能を「腎」と呼びます。
「腎」の機能が低下したり、不足している状態は「腎虚*」であると考えます。
「腎」は、身体の様々な機能に密接に関わっており、「腎虚」になると様々な衰えの症状が現れるようになると考えております。
(Kracie さんのページから引用)

頻尿、排尿障害、腰痛、精力の低下、ED、皮膚のかゆみ、目が見えにくくなる、脱毛や白髪といった症状があります。
男性更年期障害と似ており、加齢により腎の働きが低下することでもこのような症状があらわれます。(加齢以外の場合もあります)

おすすめの漢方は「補中益気湯」。
胃腸の働きを補い、元気を増やす漢方として有名で、
慢性疲労・病後の体力や免疫力の低下している時・虚弱体質・心身が消耗している時・消化器系の不調などにおすすめです。
以前ブログにも書きましたが、男性ホルモンが増加したとの研究もあり。
また、普段は元気な方でも、外気温が激しく上下する季節の変わり目や疲労困憊時など、身体に大きなストレスがかかっている時にはオススメのようです。

講演では、他にも様々な漢方をどのような場合に処方するか、実例をあげてお話をされていましたが、書けるほど漢方についての知識がないので( ˘ω˘ ; )
ただ、お話の中で、私が特に印象的だったのが「交感神経緊張タイプ」。
40~50代前後の大きなストレスを抱えるビジネスパーソンに多いタイプで、
ストレスから→胸がドキドキ(動悸)、過敏になってしまってちょっとした物音で驚いてしまう、イライラ、眠れない。
職場でも家でも怒られ、居場所がなくて、胸がやたらとドキドキしてしまって、知らない間にストレスが体に大きく影響してしまっているタイプ。
お話を聴いていて、こういった状態になってしまっている方や、なったことのある方、
とても多いんじゃないかな、と思いまして。
おすすめの漢方は「竜骨」と「牡蛎」の生薬を含む漢方のようです。

(おすすめの漢方、とは書きましたが、
専門家の先生が患者さんの不調を聞いて、顔色や肌ツヤを見たり、声の様子を聞いたり、脈や舌の様子を見たり、、、などなど、診察したうえで、患者さんに合わせて処方されるものです。アレルギーや副作用などの問題もあるかと思いますので、気になる方はお医者様に診てもらうのが一番かと思います)

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