『長谷川潔展』・『ギド・アルゼンチーニ写真展』・『ほぼ、空:青木淳+リチャード・タトル展』に行ってきました
『長谷川潔展 ―パリに生きた銅版画家の軌跡』(パナソニック汐留美術館)
日本を代表する版画家長谷川潔(1891-1980)は第一次世界大戦後に単身渡仏し、同地で生涯を終えました。失われつつあった銅版画の古典技法マニエール・ノワール(メゾチント)を独自の形で復興させ、版画の歴史に大きな足跡を残し、またエングレーヴィング、アクアチントなど様々な技法を探求しました。モノクロームで表現された深遠な精神世界は、今なお多くの人を惹きつけています。
(パナソニック汐留美術館ホームページより引用させて頂きました)
とても素敵でした。
元々、版画が好きなので、行きたいなぁと楽しみにしていた美術展。
美術展では、マティス・ピカソ・シャガールなど長谷川潔に影響を与えた版画家の作品なども交えながら、渡仏した後から晩年に至るまでの、長谷川潔の作品が紹介されています。
版画の手法を学び、試行錯誤しながら、段々と作品に深みが増していくのを感じることができました。
私が特に印象的だったのは、美術展の後半に展示されていた作品。
第二次世界大戦時、帰国せずにフランスに留まり続けた長谷川は、様々な面で心身共に苦しい生活を余儀なくされるのですが、その中で、樹木が自分に語り掛けてくるという啓示的な体験をします。
それ以前の作品も素敵でしたが、その経験以降の作品は、なんというかオリジナリティと作品の存在感がぐんっと増した感じ!
そして、晩年期の「黒」の作品。
「黒」の美しさに圧倒されるとともに、作品に描かれているモノそれぞれに意味が込められているという解説を読み(例えば、小鳥が長谷川自身を象徴していたり、ある作品では描かれている円環が時間や運命を表していたり)、そういったことを考えながら見るのも面白かったです。

『ギド・アルゼンチーニ写真展「女性的宇宙」』(Art Gallery M84)
ギド・アルゼンチーニは、2007年刊行の「The World’s Top Photographers : Nudes(RotoVision)」で、世界の名だたる写真家 30人の1人として、現代のヌード写真を語る上で重要な人物として取り上げられました。
(「Art Gallery M84」ホームページより引用させて頂きました)

(成人限定・入場料990円)
美術展の紹介サイトで知り、是非行ってみたいなぁと。
ギャラリーの場所は、銀座の歌舞伎座の近く。
これまでギャラリーで行われている展覧会には行ったことがなかったので、ちょっとドキドキしていたのですが、ギャラリーの方もとても親切で、ゆっくりと鑑賞することができました。
展示されていたのは、大判の作品約18点。
女性美を追求した写真作品なので、エロティックさもあるのですが、圧倒的に美しい。
女性の美しさだけでなく、誇り高さまでもが映しだされているような感じ。
本当にすごくカッコよかったので、思わず、サロンの施術部屋にドンッと飾りたいなー!と思っちゃいました(〃ノдノ)キャー
「Art Gallery M84」さんのサイトに展示風景が載っているので、ご興味がある方は是非見てみてください。
『ほぼ、空:青木淳+リチャード・タトル』展(東京オペラシティ アートギャラリー)

この美術展に行ったお客様から面白かったと伺い、気になって行ったのですが、、、、
未知の体験をした気分。
好き。すごく面白かったです!
美術館に行くと「あれ?休館日かな」?と思うぐらい館内が暗く、一瞬戸惑いました。
今回の美術展では美術館全体の照明がかなり落とされているとのこと。
恐る恐る進んでいくと。。。
事前情報はあまりない方がより楽しめそうと個人的に思ったので、感想はあまり書かないようにします。
ただ、美術館全体が作品の一つで、展示されている作品だけでなく、空間をまるごと味わうような感じ。
薄暗い空間の中、浮かび上がる野又穫さんの作品がたまらなく良かったです。
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