先日、世田谷文学館で開催されている
『やなせたかし展』と『宇野千代展』に行ってきました。

『やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ』(9月6日まで)

アンパンマンの生みの親である、やなせたかしさんの初の大規模展覧会。
公式サイト⇒https://www.nhk-fdn.or.jp/yanasetakashi-ten

(会場外、一部撮影可)


やなせたかしさんの経歴から、
コマ漫画、作詞した音楽、原画、絵本、アンパンマンなど、
たくさんの作品が展示されており、かなり充実した内容でした。
「やなせたかし」さんがギュギューっと詰まった展覧会。

戦争体験を経て「正義が逆転すること」を知り、「逆転しない正義とは何か」を考えた結果に「アンパンマン」というキャラクターが生まれたということや、

漫画の仕事がなく、人には何でもないように強がっていたけれども内心は落ち込んで、でも何かしなければと作業をする中で、懐中電灯を自分の手のひら当てたら血管が透けて見えて、そこから童謡「手のひらを太陽に」の歌詞が生まれたこと(会場では曲が流れていました)、

言葉が違くとも通じるように作られた、セリフのない「パントマイム漫画」のこと
(みんなじっくり読んでました)、

などなど。

解説文を含めて会場内には、やなせたかしさんの言葉や気持ちが書かれており、やなせたかしさんの「すごさ」だけでなく、喜びや苦悩も感じられる展示でした。

手塚治虫さんや馬場のぼるさんなど「漫画家絵本の会」のメンバーでの楽しそうな旅行の様子にニヤリと笑い、
美しさとロマンティックさを感じる原画にうっとり、
絵本「やさしいライオン」を読んで泣きそうになり(やなせたかしさん自身もラストで泣いたと書いてありました)、
アンパンマンの原画に気分が上がり、
晩年まで精力的な活動を続けるやなせたかしさんにすごいなぁ!と思いました。

アンパンマンの原画「夕陽の決闘」↓
アンパンマンもバイキンマンも凛々しくて可愛かったです。

『没後30年 宇野千代展 ━恋と創作の若き日々━ 』(9月6日まで)

2階で「やなせたかし展」を見た後は、
1階の世田谷文学館コレクション展の「宇野千代展」へ。

前期後期と分かれており、前期は少女時代から50歳頃までの宇野千代さんが紹介されています。
年齢ごとの出来事を資料と共に追っていく感じだったのですが、、、、
色々な意味ですごいと思いました。

写真も多く展示されていたのですが、生命力あふれるお洒落でとても魅力的な女性ということが、写真からも十二分に伝わってきます。

そして、尾崎士郎・東郷青児・北原武夫といった、恋のお相手の錚々たる顔ぶれ。
「すごい」と思わず心の中で呟いてしまいました。
写真も展示されておりましたが、少しやんちゃそうなイケメンばかり。
かっこいいーっ!
そして若さゆえかもしれませんが、恋の展開が早いっ。
でも、お別れした後も良好な関係を続けているところに、宇野千代さんの魅力の深さを感じました。
原稿やお手紙も展示されていたのですが、字が可愛かったです♥
色々と食い入る様に見てしまいました(笑)
(他にもお着物やアクセサリー、東郷青児のスーツなども展示されていました)

恋に仕事にと、情熱的でアクティブで、輝いている感じがとても魅力的。
とても興味深い展示でした。
宇野千代さんの人生後半の展示も楽しみです。

(フォトスポット↓)

烏山神社

世田谷文学館には、千歳烏山駅から歩いて向かったのですが、途中いい感じの神社さんがあったので、ぶらり参拝。

烏山神社
主祭神は白山比咩大神。
創立や由緒などは不明とのことですが、案内板を読むと、昔からのこの辺りの地域の鎮守の神様のようです。
社務所などはありませんでした。

住宅街の中にあります。
鳥居の脇の「烏山神社」という石碑がかっこよかったです。

アットホームな雰囲気。

社殿の彫刻はすごく凝っているというわけではありませんでしたが、いい彫りだなぁと思いました。

大きい神社も好きだけれど、こういう地域の歴史を感じる神社さんも好きです。

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