府中市美術館で開催されている
『橋口五葉のデザイン世界』展に行ってきました。
橋口五葉といえば、女性の美しさを柔らかく表現した版画で世界的に知られています。けれども、五葉の手がけた仕事はそれにとどまりません。書籍の装幀やポスター、洋画や日本画とジャンルを超えて多彩に活躍しました。
五葉の仕事の出発点には夏目漱石の『吾輩ハ猫デアル』の装幀があります。漱石は古美術から同時代の英国美術にいたるまで、美術に深い知識と関心を持ち、自らの小説にも数多くの美術作品を登場させています。五葉は美術学校在学中から漱石と交流を持ち、漱石に認められてその著作の装幀を手掛けるようになります。本展では日本の書斎空間を美しく彩った五葉装幀の世界を、50点近くの書籍によりご紹介します。
装幀に見られる職人との協業や素材へのこだわり、画面を花々や小動物のモチーフで埋め尽くす華やかな装飾性は、その後の絵画や版画の仕事にも息づいていきます。同時代のヨーロッパの美術潮流であるアール・ヌーヴォーと、琳派や浮世絵などの日本の伝統。それらが、五葉の美意識のもとに融合し、唯一無二の作品世界を生み出しているのです。
本展では、装幀を出発点として五葉の全仕事をご覧いただくことで、装飾や美術という枠組みを超えた橋口五葉の豊饒なデザインの世界をご堪能いただきます。
(府中市美術館ホームページより引用させて頂きました)
「漱石本」「鏡花本」をはじめ、
橋口五葉が装幀したたくさんの本が展示されていました。
鏡の上に展示されている本もあり、
表紙だけでなく裏表紙もしっかりと見ることができる他、
繊細なデザインが施された見返しや本文も展示されていて、
橋口五葉がデザインした本を「まるごと」堪能することができます。
その美しいこと⑅ර⌔ර⑅
繊細なデザインから、物語を感じる1枚の絵になっているデザインまで。
様々な「本」を見ることができて、とても楽しかったです。
(個人的には泉鏡花著「乗合船」の表紙が印象的でした。背表紙の下部が面白いな、と)
展示の後半では、好きな「新版画」も見ることができました。
版画の下絵も展示されていて、この絵が版画になるとこうなるんだと見比べるのも面白いです。
木版画の余計なものがそぎ落とされた、シュッと洗練された感じが好き。
展示の終わりでは、橋口五葉が装幀した本(復刻版)に実際に触れることができます。
そっと本を開いて、ゆっくりとページをめくる。
幸せな気分。
本はどれも尊いですが、色や触り心地・デザインなど、装幀にこだわった本はやはり特別感があるなと思います。
しかも本の内容も好みですと、私の場合は、本棚に並んでいても自然と目が惹かれますし、在るだけで満足感すらありますし、本に触れる時は美術品に触れるような気持ちになりますし、本を開く時は世界に1冊しかない本を読むようなドキドキ感を感じます。そして多分、顔がニマニマもしてそう(´v`)
ポストカードと、ブックカバーとスタンプしおり↓
ブックカバーは1人1枚いただけるのですが、幾つか種類があり悩みます。
どれも素敵すぎる!
スタンプしおりは、スタンプ台に紙をセットし、自分でスタンプを押して作ります。
少し失敗しちゃいましたが、良い♡
大事に使いたいと思います。
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