気になっていた美術展に行ってきました♪
『異端の奇才 ビアズリー展』(三菱一号館美術館)
25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley, 1872-1898)。この英国の異才は、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけました。本展覧会は、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどる、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画です。出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1898)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を通じてビアズリーの芸術を展覧します。
(ビアズリー展公式サイトより引用させて頂きました)
ビアズリーのことは、原田マハさんの小説「サロメ」を読んで知りました。
その時からビアズリーの作品を見てみたいなぁと思っていたので、美術展の開催がわかった時は大喜び。今回、小説の表紙にもなっていた作品も実際に見ることができ、感激でした。
(一部、撮影可)
オリジナリティ溢れる作品の数々。
あやしげな魅力があり、魅入ってしまいます。
ビアズリーの作品は、緻密に描かれている部分は本当に怖くなるくらい描きこまれています。
点や線を重ねるなどして濃淡をつけながら、細部の細部まで描きこまれた『髪盗み』(1896)の挿絵が私は特に印象的でした。
(ポストカード 左↓)
ビアズリーの作品に描かれている衣装や装飾品・模様のデザインなども好き。
途中、18歳未満立ち入り禁止の展示室がでてきて、「18禁の部屋⁉」と案内を二度見。
ビアズリーが生活費を稼ぐために描いた「卑猥な絵」で、亡くなる前に処分することを望んだとのこと。
どんな作品なんだろう、とやや戸惑いながら入室。
陰茎が描かれていましたが、これまでに展示されていた作品と同じく、デザイン性が高かったので、卑猥さは感じませんでした。
全体的にかなり充実した内容でした。
ビアズリー作品を初期から晩年まで、しっかりと見ることができた感じです。
ビアズリー作品以外にも、ギュスターヴ・モローの作品「牢獄のサロメ」や、ビアズリーの部屋を再現した展示(オレンジ色の壁が印象的)も良かったです。
『LOVEファッションー私を着がえるとき』展(東京オペラシティアートギャラリー)

「着ること」の奥深さを再認識する展覧会
私たちは長い歴史の中で、さまざまな情熱や欲望を着る行為に傾けてきました。たとえば毛皮は豊かさや権力の象徴として古から尊ばれていましたが、現在では動物保護をうたう一方でその豊かな手触りを手放すことができないという、相反する価値観の間で揺れています。本展では、KCIが厳選した18世紀から現代までの衣服作品を通じて、「着ること」をめぐる人々の多様な願望である「LOVE」とそのありようについて見つめ直します。
(東京オペラシティアートギャラリー ホームページより引用させて頂きました)
解説文の中に「歴史を振り返れば、過剰や奇抜と思える装いにこそ当時の人々の美意識が凝縮しています」という言葉がありましたが、まさしく、と思いました。
ウエストをギュッと絞り、その細さが美しいといわれていた時もあれば、
あるがままの自然な姿をファッションとして表現する時もあり、
また、最近ではジェンダーレスなファッションも多くなってきています。
そういった美意識の移り変わりを感じることができたのも面白かったです。
バレンシアガの1951年冬のイヴニング・ドレス、とても素敵でした♥
J・C・ド・カステルバジャックの1988年秋冬コートもインパクトありです。
他にも、気になった服や好きだなと思ったファッションがたくさん!
とにかくすごいなと思った服↓
写真右奥の青色のクマさんファッションも好きです。
収蔵品展もぶらり。
特に印象的だった作品は、時松はるなさんの作品♪
展示されている作品全て好きだなぁと思ったのですが、「おとこの子って何でできている?」「おんなの子って何でできている?」可愛かった꒰ ´͈ω`͈꒱
おとこの子の作品の方もそうですが、楽しそうなワチャワチャ感が好き!
智内兄助「雛の眼のいづこをみつつ流さるる」は、衣装の華麗な美しさと描かれている子の真白い能面のような顔が対照的で、その分、より真白い顔が際立ち、ゾッとするような迫力のある、怖いけれど目が離せない作品でした。
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