日々いろいろ

レトロな宮廷建築を堪能できる「沼津御用邸記念公園」

少し前のことではありますが、
沼津へ行った際、『沼津御用邸記念公園』へ行ってきました。
沼津御用邸は、明治26年に大正天皇(当時は皇太子)のご静養先として造営され、昭和44年に廃止されるまで、多くの皇室の方々に利用されてきました。
国を代表する貴重な宮廷建築の一つとのこと。

今回見学したのは沼津御用邸の「西附属邸」。
空襲により旧本邸が消失した後、本邸として使用されていたそうです。

とても素敵でした♡
独特なゆがみのあるガラスは、建築当時のものに復元するため、ドイツの職人による手作りのものを使用しているとのこと。
昔のゆがみのあるガラス、独特な味わいがあって好きです(*´︶`*)

行った日はあいにくの雨だったのですが、晴れていたら日が入って明るそう。
邸内はガラス戸が多く、とても開放的でした。

「御食堂」
皇族の方々が食事を召し上がったお部屋。

「謁見所」
天皇陛下がご滞在中、来客に面会するときに用いたお部屋。

写真右側の玉座用肘掛け椅子は国を代表する宮廷家具とのこと。

玉座用肘掛け椅子の特徴
①馬蹄型の背もたれで、肘掛と挽物を使った直脚がついている完全なクラシック(ヴィクトリアン)様式であるのに対して、造りは全くの和風の伝統的技法を用いている
②背枠や脚などの木部はケヤキ材に梨子地漆仕上げをし、金の高蒔絵で菊紋80個余りを散らし、背枠の上中央と両端には御紋章を埋め込んでいる
③裂地は濃紫色の西陣織で、模様の部分がビロード状になっていて、その下から裏側に横糸として使っている金糸がちらりと見える
(説明文より引用させて頂きました)

「御座所」
皇室の方々の居住部分。


「御料浴室」
浴槽のない掛け湯式の浴室。

ちなみに西附属邸のすぐ側には「湯沸所」があり↓、ここで沸かしたお湯を御料浴室や調理室へ運び使用したそうです。

「御玉突所」
クラシックスタイルの四つ玉式の撞球台を使用されていたとのこと。
おしゃれでした。

「調理室」
珍しい天窓のある調理室。

皇室の方々が使われていた生活用品も展示されていて、私が一番気になったのは蒸留水発生器。どう使ったのだろう?


展示品や模型もあり、説明も詳細なので、じっくり見て回るとあっという間に時間が経ってしまいます!
当時の皇室の方々の生活が伝わってくるのと、やっぱり建物が素晴らしい(*ฅ́˘ฅ̀*)
レトロ建築好きな方にオススメです。

敷地内にあった「沼津垣」。

沼津垣は、沼津周辺の浜の潮風を防ぐために江戸時代以前から用いられてきた垣根で、景観的にも実用的にも優れており、沼津の風景を描いた浮世絵などにも描かれています。旧沼津御用邸でも多く用いられたことから一般に知られるようになりました。箱根竹と呼ばれる細い篠竹を材料に十数本ずつ束ねて、網代編みにしています。この束を「手」といい、どの束も二つの束を越えて編んでいるため、この編み方は「二手越し」と呼ばれています。
(説明文より引用させて頂きました)

西附属邸内の内玄関にも設置されていて、素敵だなぁと思いました。

おみやげは、藤井聡太棋聖がおやつに食べた御用邸チョコレート。

沼津御用邸記念公園の敷地は広く、他にも歴史民俗資料館や東附属邸学問所(予約制)、茶室「翠松亭」などもありますが、時間がなくそちらは見ることができませんでした。
今度、またじっくりと見て周りたいです♪

 

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